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インタビュー

2018-12-26 12:00 追加

新主将に聞く:つくば・浜崎勇矢(前編)「いろいろな経験を若いチームに伝えられるのは僕なのかなと」

V男子

--セッターとして、というところでお伺いします。今、サンガイアにはセッターが、3人いて、それぞれ得意なこと、特徴はあると思うんですが、どんな色分けになりますか。

浜崎:須藤(優、背番号11)は堅実にあげるセッターで、ハンドリングも悪くないし、土井(友登、12)はどっちかというと、「振る」セッターというか、あげるところがなかなかわからないなーというか、トリッキー……なセッターですね。それぞれ特徴があります。

3人のセッターそれぞれ特徴のある中で

--ひとりのセッターとして浜崎さんはどういうところを出していきたいと思っていますでしょうか。

浜崎:僕がああやって3セット目出て(取材日は第3セットセッターで出場)、それまでの戦況とかを見てトスを上げるんですけど、いまはまあ上手くいってないですね(苦笑)
直接的な失点が多く出ると苦しいですし、それを計算に入れてリードを保てるぐらいのプレイをしないといけないんで。

--貯金じゃないですけど。

浜崎:はい。それが、開幕2戦目の富士通戦でセットポイント握ってとか、トヨタ(12/2、堺でのトヨタ自動車戦)でセットポイント握っておいて逆転されたとか、やっぱりあれだけじゃ足りないってことなんで。
あれだけ跳躍力のある小針(幸)とか瀧澤(陽紀)だったり、打力のある奥村(航)だったり、阿部(航平)はブロック、奥田(基嗣)も打力がある…という感じで。えー、もったいないですよね、今。やっぱり遠慮しがちというか。

--確かに……。難しいですね。

浜崎:そこら辺は、今の選手に足りないところですね。

--俺が俺が、というのは。

浜崎:俺に持ってこい、くらいの。そういう、「我」というか、選手は、そういうのもっと強くていいんじゃないかと思います。(以前のチームでは)加藤(陽一)さんだったり、丸山(祥二)さんだったり、勝負所で、俺に持ってこい、っていうのを、普通に僕に伝えてきてましたからね。僕は迷いなくそれであげられてたんで。

--(今の選手が)遠慮しているわけではないんですよね。

浜崎:遠慮しているわけではないですが……。

--リーグ戦は1ヶ月くらい空きますが、その中でどのように修正を図っていこうと思いますか。

浜崎:内定選手も来ますし。ここまで7試合終わって2勝5敗で、明日もありますけど、課題というのは明確に出ているとは思うので、そこをこの1ヶ月でつぶせたらなー、とは思います。元さん(五十嵐コーチ)と話しして、いい方向に行くようにしていきたいと思います。

後編へ続く

聞き手・写真 出口季里

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