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インタビュー

2018-12-24 13:11 追加

柳田将洋「僕のストロングポイントはサーブ。そこはブレずに攻めていきたい」

柳田将洋インタビュー

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今年は日本代表の主将に就任し、ネーションズリーグ、世界選手権などを戦った柳田将洋。昨シーズンはドイツリーグでプレーしたが、今年はさらにレベルの高いポーランドリーグに挑戦している。そんな彼に今思うことを聞いた。

ポーランドリーグへの挑戦

――ポーランドリーグでの所属チーム「Cuprum Lubin」について。このチームに決めた経緯は? また、どんなところに期待していますか?

柳田将洋(以下、柳田):僕自身、ポーランドでプレーしたいという目標があり、そういう要素とあとはオファーを受けたチームに行きたいという気持ちがあり、このチームからオファーをいただいたので、そこで話をして、決めました。

――昨年はドイツリーグを経験し、海外2年目になりますが、昨シーズンの経験をどのような部分で生かしていきたいと思いますか?

柳田:日本代表の活動でもそうですが、ポーランドでもドイツの経験を生かせるところは必ずあると思います。例えば、生活であったり、海外の選手と一緒にプレーをするということについても、昨シーズンの経験が必ず生きてくると思うので、そういったところをベースにしながら、ポーランドリーグに臨みたいです。

――チーム内での自分の役割はどんなことになっていくと思いますか?

柳田:自分ができることをしっかりやることによって、その役割がだんだん見えてくると思うので、目の前のことを頑張っていくことがベストではないかと思っています。

――今年度は、日本代表のキャプテンに就任しましたが、これまでのバレー人生で何度かキャプテンを経験していますよね?

柳田:そうですね。高校、大学、そして昨年はドイツのチームでも経験させていただきました。

――人をまとめたりすることは得意な方ですか?

柳田:まとめるということに対して、好きというわけではないですが、やる時には何か目的を持ってやろうと思いながら取り組んでいます。

――日本代表の始動会見では、「いろいろな選手をひとつのベクトルにまとめたい」とおっしゃっていました。

柳田:まだまだそれを継続している最中ですし、キャプテンになっても、自分のするべきことはそんなに大きく変えずに取り組みました。キャプテンという意味では、できるだけみんなとたくさんコミュニケーションを取ろうと意識しました。あれだけのレベルの選手が集まっているので、自分が多くを語ることはありませんが、要所で自分の発言をしていくように心がけました。

――先輩(特に福澤達哉選手)の力も借りたいともおっしゃっていましたが、助言をもらったりしたことは?

柳田:福澤さんはチーム最年長で経験値も僕よりずっと持っているので、キャプテンになる前からかなりサポートしていただいています。キャプテンとしてやれることはやりつつ、足りない部分は福澤さんや古賀(太一郎)さんなど、先輩の選手に協力をお願いし、意見を参考にさせていただきました。

――先輩の選手から言われた意見の中で印象に残っていることはありますか?

柳田:「それぞれの選手の動き、特徴をつかむことがチーム全体を見る前に必要なのではないか」と言われた時、なるほどと思いました。

――その助言を聞いて、選手一人ひとりの動きをよく見るようになった?

柳田:動きを見るのもそうですが、より一人ひとりと話をして、コミュニケーションを取るようになったと思います。

――うまくまとめられなくて悩んだことはありますか?

柳田:先ほども言ったように、先輩方にうまくサポートしていただいているので、あまりないです。

――ネーションズリーグ、日韓戦を振り返って。チームとして、個人としてそれぞれ。

柳田:個人として、ディフェンスの面でまだまだできていないなと。相手に対する対応、チームとつながるところもあるんですけど、相手に対応しきれないでボールが落ちてしまう状況がかなり多かったと思います。強豪国とやる時には必ず対応できないと…。いくらデータが集まっても、僕らがしっかりと対応できないと勝利することは難しいと思います。コートに立った一人として、速い対応力が求められると感じました。チームとしてもデータで数字を出した時にディフェンス面が世界ではまだ順位が低いと言われました。チームとしてはこの状況はよくないと思いますし、世界と戦う上で、より強化して、世界に劣らない数字にしていかなければならないですね。

――サーブレシーブについてはいかがですか?

柳田:関係性だけしっかり構築できればと思っているので、福澤さんなど一緒にサーブレシーブをする選手とはしっかりコミュニケーションをとるようにしていました。立ち位置や、誰がどこまで取るのかという関係性の部分はかなり詰めることができたと思います。日韓戦からは石川(祐希)選手が復帰したので、またそこの関係性も詰めて…ということは意識して取り組みました。

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