2018-12-24 13:11 追加
柳田将洋「僕のストロングポイントはサーブ。そこはブレずに攻めていきたい」
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柳田:新しい関係性作りをしっかりすることに取り組みました。サーブレシーブもそうですが、コート内の動きだったり、選手が一人代わると、その関係性も変わってきます。それがしっかりと固まってくれば、誰が入っても同じように戦えるチームになります。
――チームはパワーアップしましたか?
柳田:そう思いましたし、僕も負けないようにしないとと思いました。
――2018年は西田有志選手も代表デビューしましたが、感じたことは?
柳田:代表1年目で、18歳(当時)という年齢を感じさせないプレーでチームを引っ張ってくれました。キャプテンとしても頼もしい選手の一人ですし、まずは思い切りプレーさせることが必要なのかなと思いました。
――西田選手本人のコメントの中で「ディフェンスをもっと上げていきたい」ということがありました。「相手オポジットのスパイクをオポジットの選手が拾ったら、かっこいいじゃないですか」と。
柳田:ディフェンスは彼に限らず、チーム全体でレベルアップが求められていますね。意識ひとつで変わってくることはまだまだあると思います。僕も自分でやっていて「まだまだだな」と思いますし。
――ご自身の武器であるサーブについては?
柳田:そこは継続してやっていきたいです。ストロングポイントというところに関してはブレないつもりでいるので、どんどん攻めるところは攻めていきたいと思います。今は日本の選手の多くがいいサーブを持っています。そのバランスであったり、リスクも伴ってくるので、攻めて攻めて、ミス、ミスでは困るので、それを意識した上でミスが重なった時にどう対応するかというのも最初に僕自身が感じて動きたい。サーブを打つことと、バランスを取ることをいろいろ考えながら、やっていけたらと思っています。
――ミスが重なると負の連鎖のようになっていくことはありますか?
柳田:やるべきことがしっかり固まっていれば、ミスイコールやってることが間違っているというわけではないと思います。「攻めている」というのが大前提で打ち、ブレないようにできれば、チームとしての士気が落ちることはないと思うのですが、やはりどこかでバランスを取って攻め直せる状況を作るということも、強豪国と試合する時には必要になります。
――そこを修正していくのもキャプテンとしての役割?
柳田:そうですし、自分が攻めるという意味でも、強打だけが攻めではなく、いろんな攻め方があったりとか、そういう方法もコートの中で話していくべきですね。
後編に続く
聞き手:高井みわ
写真:松永光希
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