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会見・コメント

2021-11-13 10:00 追加

東レ・米山裕太「第5セット行く前にもっとチャンスがあった」V1男子会見

V1リーグ 男子

●米山裕太選手

第5セット勝つチャンスがあったと思いますが、最後3本連続大宅(真樹)選手にSP(サーブポイント)を取られてしまったのでそこを反省しないといけないのと、第5セット行く前にもっとチャンスがありましたが、そこで取り切れないことがチームの現在の課題です。
サントリーさんに弱いところを突かれたかなと思います。

●富田将馬選手

第1セット目取られた後に第2、3セットは東レらしいバレーボールができていましたが、第4セットにサーブで攻められ二段トスで自分が決めきれなかったりシャットを食らってしまったのが多分敗因でもあると思います。
そこで取り切れなかったのが勝てなかった理由だと思います。

●高橋健太郎選手

サントリーさんも昨日僕たちがああいう形で圧勝して、しっかり対応してくると思っていました。嵌められたという感じではなく、自分たちがやることを遂行できなかったことが敗因であったと思います。
勝っているときはいいですが、負けているときに前半からもっとアグレッシブに行けていれば第4セットで勝てる試合だったと思います。
なかなかそういかないのは僕たちの気持ちの若い部分が出ているというか安定し切れていないというのが今日の敗因だったと思います。
自分自身ではもっとクイックを呼べばよかったです。合わなくなってから藤井(直伸)さんにクイックを呼べなくなっただとか、前衛で被っていたクリスが打ちたいという雰囲気もあったと思いますがそれでも呼べばよかったです。
相手のMBをブロックしないと話になりません。コミットブロックをして躱わされて打たれるのは考えられないです。そういうところを止められていれば勝てていました。

――米山選手に。現在のご自身の役割と、サーブが走っているように見えた点について。
米山:自分はそんなに調子は良いとは思っていないです。周りは調子が良いと評価してくれています。自分自身はパスの精度を高めないといけないと思います。
チームとしては役割を果たしてくれているといっています。サーブは、今シーズン練習してきたので、練習してきたことを常にやり続けていることが、結果として出てきているので少しずつ自信になってきています。

――昨シーズンの後半から得点を挙げたときに全員で集まろう(注:それまでは選手が喜びを出して走り回っていた)ということで、変わった部分はあるか?
高橋:。クリスも2年目でチームになじんでいることもあります。集まることによってクリスの熱い部分だとか、僕たちもクリスが活躍してくれているところに対してもっと熱くならないとという感じになっています。
(堺)ブレイザーズに負けてからそういう部分が教訓になりました。僕たちが拾っていくだとか我武者羅にやらないという部分で集まることは習慣となって当たり前になっています。

米山:(走り回ると)疲れてしまうので・・。あとは目と目を見て相手に立ち向かっていくぞという共有をする部分もあります。
富田は結構走りたいという気持ちもあるのでそういう選手は走りたいときは走ってもいいよという話をチーム内でしています。
時には感情が爆発してガッツポーズをしたり走り回ったりだとかいう選手がいます。ベースとしては集まってしっかり喜んで、次相手が何してくるだとか自分たち何するなどをしっかり共有して次に進むためにやっています。

――米山選手に。以前に比べサーブが強くなっている印象があるが、今までやってきたパスや二段トスを打つことなどの部分で変化していることはあるか?
米山:いいサーブが来たら返すのが難しい状態なので、ひとまず上に上げて自分ちのコントロールできる状況を何とか作っています。
自分たちのチームはその状況でもしっかり打てるクリスがいるので、相手にいいサーバがいるときはDパス、SP(サービスポイント)を取られないようにしています。
返せるスピードのサーブであれば返します。相手が思い切り打ってきたサーブに関しては、コートの真ん中に上げることを意識しています。そこから藤井がコンビネーションを組んでくれるので。

――高橋選手に。試合を行っている中で感じる課題は?
高橋:Aパス(セッターがほぼ動かないパス)が返ってきたときに打つのはできますが、Bパスのときにまだ自分から呼べないです。
そこがもっと増えれば幅が広がって両サイドも生きますし、そこを僕がもっとうまく作っていければ李(博)さんだけではなく東レの幅が広がります。
両センターがそういうことをやってくるチームはなかなかいないと思います。強いサーバの時に、攻撃が1枚にならずに他の攻撃があると相手のMBが考える作業が増えるので自分がやられて嫌なことをやろうと思います。

――スパイクサーブからジャンプフローターサーブに切り替えたことにより変わったことは?
高橋:スパイクサーブを行うことで(ミスが多くなり)メンタルを崩すのであれば、サーブを入れていって行けばよいのではないかということと考えることをしなくても良くなるのでジャンプフローターにしています。
そのサーブで相手が崩れてくれるということもありますし、スパイクサーブを打たなくても前衛がブロックをしてくれればということで自分の感覚を優先してターゲットは狙いつつ入れていけばいいかなと思っています。
サーブに対するプレッシャーを抱えていましたが、今はないです。

――富田選手に。米山選手一緒にプレーをしていて刺激を受けているところは?
富田:リードをされ始めたときにチームをまとめるというところが、自分にはまだないところです。それをやってもらっているところで自分もすぐ切り替えられたり周りの雰囲気が良くなって来ているので、学ぶポイントです。

写真:黒羽白

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