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インタビュー

2019-01-10 17:00 追加

黒後愛「苦しいときにスパイクで1点」「流れを変えるディグをしたい」(前編)

東レ・黒後愛インタビュー(前編)

SV女子

 バレーボール日本代表として世界選手権代表に出場し、東レアローズのエースとしての新リーグ「V.LEAGUE(Vリーグ)」を戦っている20歳の黒後愛選手にインタビュー。前半では新リーグについて、今シーズンのテーマに挙げるディフェンス面(サーブレシーブやディグ)や攻撃面(バックアタック)への思いを話していただいた。

――新年になって新リーグが再スタート。ここまでいかがですか?

黒後愛(以下、黒後):内容は悪くないと思える試合が多いのですが、結果は4位(2018年終了時点で)なので、正直、納得していいものなのかなと……。ここからギアを上げてもっともっといいプレーを出していかなきゃいけないなって思っています。

――ウエスタンカンファレンス上位の久光製薬、JTには敗れていますが、勝つためには?

黒後:相手が攻めてくることに対して自分たちが我慢できずにミスを出してしまう場面が多いと感じているので、そこが変われば結果は変わってくるのかなと。

――黒後選手個人としては、新リーグでどう戦っていきたいですか?

黒後:ディフェンス面でも攻撃面でもチームを助けられる、チームが苦しいときに1点、2点と点数を取れる役割。正直、自分の中で納得できていないのでもう少し頑張りたいです。今リーグはサーブレシーブとディグをテーマに挙げていて、(サーブレシーブの)中心としてリベロと一緒にやらせてもらっているので、もう少し安定感のあるサーブレシーブがしたいです。安定したらチームもバタつく場面が少なくなると思うので。ディグについては、「苦しいときにスパイクで1点」もそうですが、ディグで流れが変わるということもあると感じたので、「流れを変えるディグ」をしたい。

──そのために取り組んでいることは?

黒後:サーブレシーブは、受ける本数を大切にしています。ミスもありますが、ミスすれば、そのサーブに対して自分がどう取ればいいのか考えますし、どんどん失敗がなくなってくると思うので、その中で、面の作りや足の運びを意識しながら多くの本数を受けたいと思っています。

――日本代表ではサーブレシーブを免除されることもありましたが、やはりサーブレシーブして打つ選手が理想ですか?

黒後:はい! 自分が理想とする選手は、守れるし点数も取れる選手なので、自分もできるようにしたい。

写真:黒羽白

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