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バレーボールマガジン>会見・コメント>FC東京ロディ監督、がむしゃら打つ栗山に「手を折ろうとしているの?」栗山「応援の力は大きい。目に見えない流れを引き寄せてくれる」

会見・コメント

2019-01-18 12:00 追加

FC東京ロディ監督、がむしゃら打つ栗山に「手を折ろうとしているの?」栗山「応援の力は大きい。目に見えない流れを引き寄せてくれる」

SV男子

栗山「応援の力は大きい。目に見えない流れを引き寄せてくれる」

手塚大
2セットの中盤から崩れ出して、その状態を3セットの中盤まで流れてしまった。最終的にやることを1点1点積み重ねていって逆転してセットを取れたことが、チームの流れを呼び出し、そのまま勝てたのが本当に良かった。

手原紳
結果は勝ったので良かったんですが、自分たちのやれることを最後まで継続して出来たことがこの結果。そのまま自分たちのやることができて良かったです。

栗山英之
途中厳しいところがありましたが、自分たちはいつも監督に言われていますが、自分たちのやれることでしか、コントロールは自分たちでできない。相手がどうこうじゃなくて、自分たちがやれるサーブだったり、ブレイクだったり、点数に関係なく、常に集中してできたことで、逆転して取れたセットもありましたし、最後も取れたのかなと思います。

――今日の手塚選手は劣勢の場面でスパイクを決めたりと好調さを感じました。ここまで良かった理由はどのように感じますか?

手塚:えー・・・(苦笑)特に変わったことは自分自身やっているつもりはないんですが、練習でやってきたことをそのまま試合で出すことができただけだと思っています。

――先ほどの会見ではロディ監督が、手塚選手について、試合中の波があると評価していまいた。ご自身はどう感じますか?

手塚:そうですね。どうしても試合途中で決められなくなる時があって、そこで(集中力を)切らすんじゃなくて、いつも通りの(助走の)入り方だったり、打ち方だったり、常に意識してやっています。

――手原選手に。2セット目の途中で投入されて、どういったことを意識しましたか?見ている印象としては、ミドルの攻撃がうまくいってなかったのが生き返ったのかなと思いましたが。

手原:単純に、出たセット(2セット目)が点差も開いていたので、1点1点積み重ねで、どこがどうというよりは、1点を取る度に当たり前のことをしっかりこなしていく、それを意識してやっていくだけ。まぁ、トスワークとかその辺は、相手によって変えているので、そう見えたらそういうことだと思います。

――栗山選手に。今日1セット目、2セット目序盤、VC長野のブロック陣が栗山選手のスパイクに合わせてきていると思ったのですが、対策されていると感じましたか?

栗山:多分、データとか映像とかがあるので、対策はしてきていると思うのですが、相手どうこうというよりは、今日はセッターとコンビが合わなかったかなと。ここ最近のゲームでコンビが合わないというのがちょくちょくある。来週のゲームまで時間があるので、そこでコンビをセッターとしっかり合わせて、もっとクイックを通していければ、(手塚)大さんだったり(デロッコ・)ジェイソンだったり、他のアタッカーも楽になると思うの。なかなかクイックが通らないゲームとなると、厳しい展開が続いてしまう。ブロックも絞られる。自分がクイックを通して、もっとゲーム展開を進められるようにしていきたい。

――お三方に。今日のホームゲーム、相手がVC長野というクラブチーム同士ということもあって、応援などいつもと異なる雰囲気でしたが、どう感じました?

手塚:ホーム戦というだけあって、今日は会社の方々がかなり来ていただいて、サッカーサポーターの方々も応援、いつも以上の声量で伝わってきました。

――難しい体勢で決めたりと、ファンの声援が力になったのかなと思いましたが?

手塚:そうですね。励みになります。

手原:応援してもらえることは、本当に嬉しいですし、ありがたいことだと思いますが、ホームアンドアウェーといっている以上は、もっともっとホーム感を出してもいいと思いますし、極端な話、僕らの応援しかいないくらいのことをしてもいいと思う。もっともっとホーム感というところを大切にできたら。今年からリーグが変わって、そうなったんで、そこが課題というか、もっとできることがあれば、見つけてやっていければ、もっと良いものになると思います。今いる、応援している方々はきっと続けて応援していただいていると思うので、新しい人が応援してもらえるように、こういうことをもっと発信していって、今までバレーボールに興味なかった人たちまでが、FC東京のファンになってくれることが理想と思います。今日は満足で、ありがたいことですが、ここで満足することなく、もっともっと自分たちがさらにファンを増やせることをしたい。もっと頑張っていってもらいたい。

栗山:応援は力になります。特にサーブの時は、(頭上で手を叩く動作をしながら)こう手拍子をベンチがやってくれて、さらに会場の皆もやってくれたりすると勢いがでます。そのプレーがどうこうというよりは、目に見えない流れとかを引き寄せられるんじゃないかなと。応援の力は大きいと思います。

写真・文:大塚淳史

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