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インタビュー

2019-02-06 18:00 追加

主将に聞く 東レアローズ・星野秀知「技術はねえけど、気持ちだけはブレねえぞ!!っていう意気込みでいます」

SV男子

――年末の天皇杯から結構いい流れが来ていたと思うのですが。

星野:はい。悪くはない。1レグ終わりはしっかり連勝して負われましたし、上位チームともほんとあとちょっと。もっとも、その「ちょっと」がでかいんですけど(笑)。そこをしっかり詰めていく。あとは、各自のコンディションですね。怪我や病気といったものを、もちろんなるべくそうならないよう予防していくことが大切になると思います。

――優勝したシーズンは、サーブで崩すのが印象的でした。今シーズンは。

星野:うちはサーブはフローター陣がかなり強力ですよね。それでエースを取る選手もいるし、他でも崩していっていますし。ルジェや鈴木悠二選手のようなスパイクサーブももちろんありますし。サーブで崩して、レシーブで拾って切り返していくのがうちの基本ですね。フローターがきいてくると、両サイドの決定率があるので、うまく回ります。だから、もっと僕も含めてフローター陣ががんばって崩していきたいですね。それをやっていかないと、上位陣、特にパナソニックさんとかには対応できない。天皇杯のときは、福澤さんが結構オーバーでミスってくれたので(笑)、助かりましたね。いいところで「ありがとうございます」って感じでした。

――星野さん自身はしばらく出たり出なかったりしたシーズンが続きましたが、安定して出場するようになって。

星野:実は僕自身のスパイク決定率はあまりよくなくて、いつ代えられてもおかしくはない。今シーズンは監督が我慢して使ってもらっていると思います。なので強気で行かないと。ちょっとでも迷ったり決まらなくなったからといってショボーンとなったら終わりですから。気持ちだけはしっかり持って、指示はして。全日本メンバーが周りにいるので、あとはお任せ。気持ちと、指示だけですね。

――「パナソニックは大人のバレー」というのは。

星野:やはり攻撃も単純ではなくて、絡んできたり、オーバーでヒョイッとやられたり。あれがとれないのが今のうちの実力です。ああいうのをきちんと拾って、攻撃に繋げないといけない。そしてルジェとアウントゥ以外も、もっと攻撃力をつける。技術的に負けているところがあると思います。特にサイドアタッカーが。自分ももちろん含めて。クビアク選手なんかは、絶対精神的に折れないというのがあるじゃないですか。だけど、僕らはサーブレシーブで崩されると簡単に折れてしまう。そこをもっとレベルアップしていきたい。技術はねえけど、気持ちだけはブレねえぞ!!っていう意気込みでいます!

星野秀知(ほしの ひでとも)
背番号, 10.
ポジション, アウトサイドヒッター.
生年月日, 1990/09/29.
身長/体重, 187cm/87kg.
出身高校, 東亜学園高校. 出身大学, 東海大学

聞き手:中西美雁、写真:堀江丈、黒羽白

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