2019-02-07 19:44 追加
姫路・高木理江 復帰のいきさつはまさかのスカウト!?「河合さんですね。やりませんか?みたいな感じで」 V2リーグ女子
V女子
復帰のいきさつは「河合さんですね。やりませんかー?みたいな感じで」
――少しお話が変わります。お二人にはある共通点があったかと(元JTマーヴェラス所属、2011年退団)。
河合、高木:(笑)
――前回、初めてリーグで敗戦したわけですが、相手が群馬銀行ということで、指揮官が元JTマーヴェラス監督の石原昭久さんでしたね。
河合、高木:(笑)
――よく自分たちのことを知っていて、それでやられたな、などは?
河合:(敗戦は)別の要因ですね。自分たちで勝手に崩れてしまって何もできない状態になってしまったので。そこが原因かなと思います。
――高木選手も河合選手と同じシーズンに一度引退されて、今回8シーズンぶりのリーグになるわけですが、今の率直な感想を。
高木:コートに立っていることが不思議だなって思っています。まさかまたリーグを戦うなんて思ってもみなかったですし、だからこそ与えられたチャンスを頑張りたいと思います。チームに少しでも貢献したいと思ってやっています。
――高木選手に。差支えなければ、復帰のいきさつを。
高木:河合さんに(笑)
河合:え、私ですか!?いやいやいや!(相当慌てて)
――河合主将のスカウトなんですか?
高木:やりませんかー?みたいな感じで。
河合:いやいや(笑)
高木:その後に竹下(佳江)監督からもお誘いはありましたけど、一番初めはユキ(河合主将)です。
河合:はい(観念した感じで)。
――それは監督から口説いてこい、と?
河合:いえ(自分からですね)。リエ(高木選手)さんも退団後9人制のバレーをやっていて、それを知っていましたので。監督に「リエさん、できるんじゃないですかね」みたいに、ちょっと軽い感じで確認して(笑) それでリエさんに、という感じです。
高木:いや、でもその時は断りましたよ。すぐ断りました。そこから竹下監督にまた声をかけてもらって…やっぱり最初は断ったんですけど、それなりの期間を重ねて「受けさせていただきます」と。
――高木選手へ。JT時代はサイドですが、今のポジションはミドル。ご経験はあったと思うのですが、このチームでミドルをやるようになった経緯は?
高木:人員的なものがやっぱり一番の要因ですね。自分の後から入ってくる選手もサイドが多くて、私も一時期どっちつかずの状況でした。
私もどっちかに絞ってやりたいと思っていたので、ミドルで行こうと。今はミドル一本でやっています。
――ミドルプレーヤーとしての手ごたえは?
高木:下手くそで本当に申し訳ないな、と。貢献したいと思うので練習あるのみです。
――河合主将へ。JT時代のお話ばかりで恐縮です。入団した時の同期は井上(琴絵)選手ですね。また別のステージで一緒にプレーすることもあるかもしれませんが…?
河合:今は自分のチームのことで精一杯なので。このチームでしっかり結果を出したいなという気持ちでやっています(笑)
【特別編】
元JTマーヴェラス、現在は群馬銀行グリーンウイングスの石原昭久監督に2人の印象を語っていただいた。
――実際対戦されてみていかがでしょう。群馬銀行は唯一姫路に土をつけたわけですが。
石原:自分がJTの監督だった当時に在籍していた選手ですけれども、幾分年月も経て……いぶし銀だなあ、と。
当時から本当にいい選手でしたからね。今も変わらずその技術力をしっかり発揮できているな、と。
ただ、懐かしさと同時に一方で今度は敵になるわけですからね。非常に厄介な選手たちだな、とも。
だからといって特別な準備、対策は一切ないですし、姫路さんとはチーム同士切磋琢磨して競い合って行けたらいいなと思っております。
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