全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>V2リーグ男子 富士通、ホームゲーム連勝で優勝争いの中心へ 山本監督「みんな出て勝つチームづくりへ方針転換」

会見・コメント

2019-02-14 21:00 追加

V2リーグ男子 富士通、ホームゲーム連勝で優勝争いの中心へ 山本監督「みんな出て勝つチームづくりへ方針転換」

V男子

富士通・山本道彦監督

(今季、2012/13シーズン以来で監督復帰)

--昨日からメンバーを替えたのは。

とにかく、全員出したいということでした。ミドルブロッカーでは岡村も横田(10日のつくば戦で先発)も実力的には変わらなくて、この2人と加藤の3名は誰が出ても変わらないという感じになっていて、もうひとり手塚(奨)がいるんですけど、どちらかというとベンチに入れない状態でいて、彼もポテンシャル高い選手ですし、ホームでよいところを見せたいなと思いまして。

急なベンチアウト、2日間応援団で活躍した角選手。監督「貴重な存在です」

昨日は横田をフルで遣ったので、きょうはベンチアウトしてもらって、岡村先発、相手が警視庁さんだったので慎重にいったというところはあって。ほんとうは最後、(第3セット途中、岡村に代えて起用した手塚を)前で遣いたかったんですけど、後ろで代えちゃって、前に行く前に終わってしまったんで。前回(1/20ホームゲーム)、埼玉アザレア戦の時に出てくれて、彼のサーブやクイック、ブロックで勝っているところもありました。
サイドアタッカーについては、今後のこともあるので、出来れば若手で勝ちきりたいなというところがあったので、浅野-米澤、OP柳田で勝ちきりたいという思いはありました。角(大樹)も出したかったんですけど、昨日足を負傷して。ほんとうは昨日スタメンで遣うことを考えていたんですが、昨日の公式前の練習で、足の痛みがあるので、ということで急きょエントリーを代えたという経緯がありました。

--第2セット、リードされたところでの岩井選手の起用はギリギリのタイミングというところでしたか。

流れとか対応力とか。相手に対しての攻め方とか。攻められて為すすべがなくずるずるというのが今までの負けパターンだったんですが、これを、外で状況を冷静に見ている選手を1人入れることによって、それに対処していくということを、ことしずっと言っていたんですね。そういう役割を岩井が果たしてくれたんだなっていう気がしますし、前回(1月12日、警視庁との対戦)、東村山でフルセットをやったときも、後半岩井が出て勝っているという、というのがあるので、それも岩井の活躍があって、たぶん、相手はイヤだろうな、と。イヤな選手出てきたなというプレッシャーと、中の戦略をもう一回立て直すという意味で、入ってもらって、成功したかなという感じです。

--第3セットはいろいろな選手を起用していましたね。

全員出さなきゃというプレッシャーで。田中(紀幸)だけ出られなかったんですが……とにかく全部代えよう、ということでやっていました。後藤(滉貴)も攻撃力のある選手なので、サーブだけじゃなくて、OPで遣いたいんですけどね。今回は遣えなかったので、次機会のあるときに出てもらいたいなと思っています。

サーブで見せ場をつくった後藤選手

--後藤選手、きょうはサーブで見せ場をつくっていましたね。
そうですね、だいぶいい活躍してくれたと思います。スパイク練習などでもキレていた感じがしたので、それこそ柳田の代わりに入れても面白いかな、と思ったんですけど。選手には徐々にいろいろな活躍の機会をつくりたいなと思っているんですが、接戦が多くて、なかなか、難しいですね。

--誰が出ても、選手層が厚いといいますか

いやいやいや。……あと、松坂(洸汰)という、愛知学院から来ている選手もポテンシャル高いんで、あの身長(197cm)でサイドなので、面白いんですけど、まだ遣う機会がないんで、申し訳ないんですけど、彼にもどこかで頑張ってもらう機会をつくりたいなと思っています。
去年までが、固定メンバーで戦いすぎたんですよね。

--確かにそうですね。

ほとんど代えていないんですよ。もう、浅野、岩井、横田、岡村、中川、新(貴裕、2018年退団、パナソニックへ移籍)、でほぼいったんですよね。たまに杉本(匠、2018年退団)とか田中が出るくらい。ほとんどそのままでいってた感じで。それはそれでいいんですけど、やっている人たちや見ている人たちからすると、多少はらはらしても(笑)みんな出た方が面白いだろうなあ、と思って。
で、今年のアタマに、みんな出られるようなチームづくりをします、と。この組み合わせだから合わない、とか、たまに選手は言いがちなんですが、それはもう無しだよ、と言って、とにかくAB戦とかやっていても、とっかえひっかえ、毎セット違うようなメンバーで、繰り返していたというのが、こうやってパッと(メンバーを)代えても、何となく違和感なく戦えるというのは、そういうところかなっていう気がしています。

--そこは今季の富士通の面白いところですね。

大きく変えたところですね。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック