2019-02-14 21:00 追加
V2リーグ男子 富士通、ホームゲーム連勝で優勝争いの中心へ 山本監督「みんな出て勝つチームづくりへ方針転換」
富士通ホームゲーム2日目警視庁戦 ゲームレポートと監督・選手談話
V男子
バレーボールV.LEAGUE Division2(V2リーグ)男子、2月開催の川崎大会2日目は、2月11日(祝)、カルッツかわさきでおこなわれた。ホームチーム・富士通カワサキレッドスピリッツ-警視庁フォートファイターズの1試合である。本記事では富士通ホームゲーム2日目のゲームレポートと、富士通監督・選手のコメントをお届けする。(1日目レポートはこちら)
男女各カテゴリを通じて、2月11日に試合がおこなわれたのは川崎1会場のみである。首都圏のチーム同士の対戦であることも相まって、川崎会場には前日を上回る405名の観客が詰めかけた。
警視庁フォートファイターズは前日までで10勝3敗。首位トヨタ自動車、2位富士通に次ぐ3位につけている。残り試合が比較的多い警視庁の戦い方次第では、優勝争いをも大きく左右する対戦である。
富士通は前日からベンチ入りメンバーを2名入れ替えた。両チームのスターティングメンバーは下記の通り。
警視庁)S2伊藤裕之介 OH13中村航太朗 22阿部翼 OP1小川貴大 OH6松本幸博 MB大野隆一 L19神谷昴紀
富士通)S18長谷山拓 OH16米澤寛武 MB7加藤大雄 OP4柳田百織 OH11浅野卓雅 MB10岡村義郎 L12芳賀広大

警視庁・中村選手は久しぶりの先発
警視庁は1月13日の試合以来スターティングメンバーから外れていた中村を、久しぶりに先発から起用した。富士通は前日つくば戦のスターティングメンバーからMBを入れ替え、岡村が先発出場した。
第1セットは立ち上がり両者互角の展開から、警視庁がやや抜け出して最初のテクニカルタイムアウトを取った。しかし、富士通はブレイクを重ねて逆転、リードを徐々に拡げ、畳みかけるようにして25-17で先取した。
第2セットも警視庁がリードする。最初のテクニカルタイムアウトののち、最大5点までリードを拡げた。富士通が8-13で1回目のタイムアウトを取ったのち、浅野に代えてベテラン岩井を起用する。その後、終盤にその岩井の連続得点や岡村のブロックなどで一気に追い上げ、競り合って25-23と逆転で富士通が連取した。
第3セット、警視庁はMBに加藤主将を起用するなど切り替えを図ろうとするが、序盤から富士通がリードする。警視庁にはミスも出てやや自滅の流れにもなりかけた。警視庁は一時2点差まで追い上げたが、その後、富士通はベンチ入りメンバーの大半を起用しながらリードを拡げ、最後は猛烈なアピールから交代出場したOP中川がスパイクを決め、25-18で第3セットを取り、富士通はストレートでホームゲームを連勝した。
ヒーローインタビューは、ホームゲーム2日を通じて安定した力を見せたMB加藤と、試合の流れを一気に変えたOH岩井の2名であった。
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