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会見・コメント

2019-02-20 14:39 追加

姫路・竹下佳江監督「ゼロからギアを上げてファイナル6に臨みます」 大野石油広島・原秀治監督「姫路の眞鍋GMから学んでいます」 V2リーグ女子

V女子

●ヴィクトリーナ姫路 竹下佳江監督
(2月17日の大野石油広島オイラーズ戦を終えて)

ーー今日の試合(25-15、25-17、25-20で勝利)を振り返って。

竹下:1セット目に関しては非常にいいスタートを切れたと思っています。10時開始という試合がなかなかない中で、どういう展開になるのか予想がつきにくかったのですが、ファイナルを考えた時に意味のある試合になったと思っています 。

――2セット目、3セット目は途中まで相手にリードされる展開になってしまいましたが、原因をどのように分析されていますか?

竹下:大野さんもいろいろなメンバーを入れながらやっていたので、相手の選手交代に対するこちらの対応が少しずつ遅れていた場面がありました。入る選手によって、攻撃であったり、相手のセッターの組み立てであったりが変わっていく中で、こちら側の声の受け渡しがブロックにつく時などにできていたかどうかといった部分が点数に表れてしまったのではないかと思います。
ただ、今日に関しては、そういった場面でもサーブがブレイクできていたので、どうにか切り抜けられたのではないかと思います。

――今日、会見に来ていただいた吉岡選手もサーブで活躍しましたが、監督から見た吉岡選手のこの1年の成長についてはどう感じていますか?

竹下:彼女は大学時代からケガで長くプレーできない時期があり、ブランクがあったため、姫路に来てからもプレーの面で追究していくことがなかなか難しかったのですが、ここにきていろいろなことができるようになってきました。まだまだ伸びしろのある選手なので、そこは期待したいと思っています。

――来週の最終戦とファイナル6に向けての抱負をお願いします。

竹下: レギュラーラウンドはあってないようなものというのが正直なところで、 順位に応じたポイントはもらえますが、結局振り出しに戻るようなものなので、ゼロからギアを上げてチーム全体でやっていかなければならないと思っています。試合時間も早い時間帯なので、そこも含めてチームで調整しつつ、 やっていきたいと思っています。

来週の最終戦については、ファイナル6に向けていい準備ができるように、しっかりと勝ち切っていきたいです。

【プロフィール】
竹下佳江(たけした よしえ)
1978年3月18日生まれ。福岡県出身。不知火女子高(現誠修高)から1996年、NECに入団。2002年にJTに移籍する。速いトスを武器とするセッターとして1997年に全日本初選出。2004年アテネ、2008年北京、2012年ロンドンと3度の五輪に出場し、ロンドンでは銅メダルを獲得する。2013年に現役を引退。2016年、ヴィクトリーナ姫路の創設と同時に監督に就任。今季よりV2リーグに参戦している。プライベートでは2児の母でもある。

●ヴィクトリーナ姫路 吉岡可奈選手
(2月17日の大野石油広島オイラーズ戦を終えて)

――今日の試合を振り返って。

吉岡:今日は1、2セット目は自分たちのバレーボールができて、いい展開で試合運びができましたが、3セット目はコート内でバタバタしてしまい、相手と競る展開になってしまいました。焦っている雰囲気はありましたが、最終的に勝ちきることができたのでよかったと思います。

――第3セット、17-17の時に吉岡選手のサービスエースから姫路のペースになった気がしますが、その時はどんな気持ちでしたか?

吉岡:あの場面でいいサーブを打てなかったら、相手に切り返され、流れが作れないと思ったので、「攻めていこう」という気持ちで打つことができたかなと思います。

――1年目の今シーズンを振り返って、ご自身がいちばん成長できたと感じるところは?

吉岡: 秋にケガから復帰したのですが、なかなかコートに馴染むことができず、最初は苦労しました。試合を重ねるごとに先輩方に助けてもらったり、コーチに指導してもらったりして、ケガする前にはできなかったプレーもできるようになりました。
中でも自分がいちばん苦手だったのがサーブでしたが、サーブの強化はずっとチームで意識してやってきたことだったので、サーブレシーブに入らない分もサーブで貢献しなければと思って取り組みました。その点が姫路に入ってから、私がいちばん成長できた部分だと思っています。

――レギュラーラウンド最終戦(23日のブレス浜松戦)とファイナル6に向けて、抱負をお願いします。

吉岡:ファイナル6にいい流れで入りたいので、来週の最終戦も気を抜かないで頑張りたいと思います。そして、ファイナル6は全勝を目指し、絶対優勝できるように頑張りたいと思います。

――新人賞は狙いますか?(笑)

吉岡:自分のプレーを精一杯やるだけなので、特に意識はしていないです。自分のするべきことをすればついてくるものだと思うので、とにかく試合に集中して頑張ります!(笑)

【プロフィール】
吉岡可奈(よしおか かな)
1995年10月14日生まれ。東京都出身。下北沢成徳高から青山学院大を経て、2018年、ヴィクトリーナ姫路に入団。176cm/57kg。ポジションはミドルブロッカー

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