2019-03-15 13:01 追加
サントリー経験値重視でF6初戦勝利 荻野監督「米山のリーダシップはお手本になる」
3月9日、サントリーサンバーズの試合後会見
SV男子
バレーボール男子V1リーグはいよいよプレーオフラウンドに突入した。レギュラーラウンド上位6チームによる総当たり戦「ファイナル6」の初戦、サントリーサンバーズは3月9日、静岡県の草薙総合運動体育館で、堺ブレイザーズを3-1(25-27、25-21、25-19、25-20)と勝利し、3ポイントを上乗せした。キャプテンでアウトサイドヒッターの藤中謙也が指の骨折により離脱してしまったが、試合序盤は秦耕介が、途中からはベテランの米山達也がいぶし銀の活躍で、藤中離脱をカバーした。荻野正二監督は、米山について「(途中起用が多く)負担はかなり大きいとは思うんだけど、そこのリーダーシップ、他の選手も見習って欲しい。お手本になるので」と高く評価していた。
以下、試合後会見の一問一答。
大宅「緊張していたけど、よねさんの言葉がけで変わった」
●大宅真樹
ファイナル6に入って1試合目だったんですけど、個人的にもチーム的にも硬さがあった。1セット目の入りがちょっとああいう形になった。2セット目からちょっとずつ、特に米山(達也)さんが入ってからリズムが作れた。3−1という1セットを落とす結果にはなったけど、これからの試合は勝つことが大事なので、フルセットでも勝つことに重きを置いて、明日からも全員で勝ちたいと思います。
――米山選手が入って、それまでフェイントとかあまり拾えてなかった気がするんですが、途中からディフェンス、つなぎが良くなったと思います。米山選手が入ったことで、言葉がけだったり、プレーでどのような部分で変わったのを少し教えてもらいたい。あと、大宅選手の守備が、相手のジョルジェフ選手のクロススパイクを上げていたと思うのですが、今日のディフェンスの狙いで上手くいったところを教えてください。
大宅:よねさん(米山)が入ってから、去年キャプテンをやってくれたこともあって、一人一人に声をかけてくれる。笑顔で「大丈夫だよ」という感じで声かけてくれる。自分も緊張していたんですけど、今日に関しては。そういった言葉かけ一つでも、プレーが変わったのは自分でもわかった。ディグに関しては、昨日の夜、沖縄大会、僕がインフルエンザで出れなかった時の映像を(山本)湧さんの位置取りであったり、何回も見直して今日にのぞんだんですけど、1セット目はちょっと上手くいかなかった。いろんな人にアドバイスしてもらって、1本上げてからはイメージ通りじゃないけど、だんだん上がるようになってきて、そういう準備は昨日できていたので、試合でいかせてよかったと思います。
――2、3セット目、そして4セット目終盤まで、敢えてなのかはわからないですが、ムセルスキー選手にトスを上げてない状態が続いていたと思います。上げていたのはだいたい鶴田(大樹)選手だったという印象があります。それはたまたまなのか、意図的なのか、戦略的にそうしていたのか。
大宅:監督からも少し指示があったんですけど、でも、そんなに上げないようにするとは意識はしてなかったです。向こうがセッター前の時はレフト中心の組み立てはしていました。あまり頼り過ぎないようにという考えはなかったです。
――右肩のアイシングは痛みですか?
大宅:ただアイシングしているだけです。(そんなに痛いわけじゃない?)はい。肩は大丈夫です。
――多分ですけど寝違えてませんか?
大宅:そうっすね。多分寝違えだと思います。
――ちらっと湿布が見えたので。
大宅:あ、いや、大丈夫です(笑)
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