2019-03-19 12:07 追加
パナ深津英臣「東レのセッターのデータがなくて掴みきれなかった」クビアク「敗戦は過ぎ去ったこと。明日以降にフォーカスしたい」
V1リーグ男子ファイナル6の会見コメント
SV男子
V1リーグ男子のプレーオフ、ファイナル6の第3日目。大阪市中央体育館で行われたパナソニックパンサーズ対東レアローズ(1-3)の試合後のパナソニック記者会見。
●ミハウクビアク
今日は勝つべきでしたが、負けてしまいました。すでにこれは過去のことで、私達がフォーカスしないといけないのは明日のことです。
――白澤さんに。セッター梅野さんで、アウントゥ選手やルジェ選手が生きていたが。ブロッカーとして。
白澤:クイックは藤井選手に比べて多くはないんですけど、その分アウントゥに対するトスがゆっくり目になる。
振られて1枚になる場合よりも2枚そろったときに、こっちがディフェンスできないでやられている。そこをブロックなりディグなりで、ブレイクをとっていかないといけない。
●深津英臣
単純に負けてしまったことがすごく悔しい。ポイントを1ポイントもとれなかったのは痛いことです。
相手がサーブを攻めてきて苦しい中、パスが返ったときにも、僕が一発できれなかったり、リードしても追いつかれてしまう場面が1、2セット目にあった。
しっかりと切り替えて、明日に向けていい準備をしたい。
――相手のサーブもかなりよかったが、ラリー中に二人に取りに行ったり、ミドルのトスが低くなったり。
深津:僕のコンディションもすごく良くなかった。パスが返ってくるということは次は、Aパスが返ったらセッターの責任。1枚になったらスパイカーの責任。2本めの僕がパスを返してもらっているのに、自分が役割を果たしてなかった。しっかりと明日そこを修正していきたい。一番はコンディションを整えることが大事。
――返ってもなかなか一本で決められなかったのは、東レの対応としてレギュラーラウンドと変えてきたのでしょうか。
深津:東レさんは変わってない。こちらが、東レさんのセッターがあまりレギュラーラウンドであげてないセッターなので、あのセッターの癖を掴むまでに時間がかかりすぎた。あのセッターが入ることによってルジェ選手の決定率も上がってきている。データ不足だったかなと。
――3セット目くらいから対応し始められた?
深津:そうですね。一番は1セット目とれなかったのが痛かった。リードしていたのにとれなかったのが。
●川村監督
各セットともリードはしたのですが、それを保てなかった。東レさんのサーブ、ねばりあるディフェンスでリズムを作れなかった。東レさんの勢いのほうが少し勝っていたと思います。
――相手のセッターがほとんど今まででてないセッターで、どんな印象が?
川村:対応はできていたんじゃないかと思います。ただ、ある程度対応ができたけどそれ以上のプレーをされた。
――サーブが効果的ではないのは。
川村:いいサーブで崩せたところもあるが、崩したボールがこちらの点数につながらなかった。サーブをおきにいってしまい、打っても打ってもくずれなくなった。逆に向こうのリズムが良くなった。
――アタックの決定率が東レさんの方が良かったですが。
川村:攻撃に関してはそんなに悪い印象はなかった。ミドルの数が少なかったかな。ミドルがひっかかったりすると、セッター心理からすると上げにくいだろうとは思います。
写真:火野千鶴
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