2021-11-15 18:48 追加
NEC・曽我啓菜「サーブレシーブは課題だったが、今日は自信につながった」、岡山・宮下遥「3セット通して、相手のリズムにしかならない試合だった」 V1女子会見
SV女子
●金子隆行監督

今日の試合に関しては、サーブレシーブがいつもの試合よりも安定していて、サイド陣が決める時にしっかり決めてくれたというところが大きかったと思います。これだけのサーブレシーブの数字を残しているので、明日もしっかりミドルが機能するように修正していきたいと思います。
――今日の試合は曽我選手がサーブレシーブで非常に高い数字を残しています。 曽我選手のサーブレシーブについて感想を教えてください。
金子: サーブレシーブだけではなく、ディフェンス面でワンタッチボールだったり、ディグというところも高い集中力でチームに貢献してくれたかなと思います。また、彼女のオフェンス力に期待している部分もあるので、これからもオールラウンダーとしてしっかり頑張ってほしいなと思います。
――曽我選手は高校時代はミドルブロッカーでしたが、選手としてのタイプも変わってきている印象ですが…?
金子:彼女もいろいろ経験を積んできて、昨シーズンはライト、今シーズンはレフトポジションということでやっていますが、常に向上する気持ちの強い選手なので、そういったところから気持ちの部分も少しずつトッププレーヤーに近づいているのではないかと感じています。
――サラ選手について。過去のシーズンで外国人選手がなかなかチームにフィットしなかったこともあったかと思いますが、サラ選手はフィットするのが非常に速かったように見受けられます。監督から見た、今日の試合も含めてのここまでのサラ選手の評価は?
金子:サラはネーションズリーグで(ジョーダン)ラーソンなどトッププレーヤーと一緒にプレーしていたので、すぐに適応してくれるかなと思っていました。彼女はチーム力を非常に大事にしてくれる選手なので、我々のチームとマッチしてくれるだろうということであまり心配はしていなかったのですが、合流後、短い期間でコンディションを上げて、チームを引っ張ってくれていると思います。これからデータをとられて対策されてくるとは思いますが、彼女だけに頼るのではなく、曽我、廣瀬(七海)、古賀(紗理那)、柳田(光綺)もいますし、アウトサイドが充実しているので、まずは個々の色をしっかり出して、NECレッドロケッツらしいバレーをこれからも展開していきたいと思います。サラ選手もその一人であることには変わりないので、彼女のプレーも期待していきたいです。
――今日、会場にNECブルーロケッツOBの楊成太さんがいらしていました。金子監督がブルーロケッツに入るきっかけとなった尊敬する先輩の一人だと以前お聞きしましたが、そういう先輩に監督としてホームで快勝する姿を見せることができた感想をお聞かせください。
金子:楊さんもそうですが、レッドロケッツには過去のブルーロケッツのOBの方々が非常に多く携わってくれています。アカデミー等も立ち上がっていますし、そこでOBの方々が一生懸命バレーボールの魅力を伝えてくれていますので、ブルーロケッツのチームは今はもうありませんが、ブルー、レッドがひとつとなって組織として動いているのではないかと。男子バレー部の歴史があったことは忘れてはいけないと思うので、それも踏まえて今のレッドロケッツがあることを誇りに思って、明日もNECレッドロケッツバレーを展開していきたいと思います。

写真:堀江丈
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