V.LEAGUE DIVISION1 女子は6日、武田テバオーシャンアリーナ（愛知県名古屋市）でファイナル（優勝決定戦）第1戦を行い、ファイナル8首位通過の久光製薬スプリングスとファイナル3を勝ち進んだ東レアローズが対戦した。

　第1セットは、石井優希の連続得点などで久光製薬がリードし、黒後愛のストレートアタックなどで応戦する東レを振り切り、25-21で先取する。続く第2セットは新鍋理沙の効果的なサーブなどで久光製薬が圧倒。東レを寄せ付けず、25-13で久光製薬が連取した。
　第3セットは東レの攻撃にリズムが出始め、新人の石川真佑も4連続得点をあげるなど、活躍する。一度は東レがリードする場面もあったが、久光製薬が追いつき、試合はデュースにもつれ込む展開に。最後は久光製薬のフォルケ・アキンラデウォのスパイクが決まり、3-0（25-21、25-13、27-25）のストレートで久光製薬が第1戦をものにした。

　来週はグランドファイナルとなり、13日に武蔵野の森総合スポーツプラザ（東京都調布市）で同じカードの第2戦が行われる。久光製薬が勝った場合は優勝となり、東レが勝った場合は1セットのゴールデンセットが行われ、その勝者が新リーグ初代王者となる。