[サントリーサンバーズ]

最終順位:4位

ベスト6:越川優
Vリーグ栄誉賞:阿部裕太

＜1レグ＞
勝敗:5勝2敗
ヒーローインタビュー:山村宏太(2回),越川優(2回),米山達也(1回)
全打数に占める外国人選手打数の割合:42%(1位)
全打数に占めるミドルブロッカー選手打数の割合:13.9%(7位)
主なスタメン:阿部、越川、鈴木、ウォレス、米山、山村、高橋

序盤連敗があったものの、1レグ終了時点で1位。ここから4レグ終了まで首位の座を譲ることなく連勝を重ねていくことになる。

越川の対角となるポジションは序盤では金子が主にスタメンとして起用されたが、その後幾度かのリリーフ起用を経て金岡大会からは米山がそのポジションについている。他方、ミドルブロッカーのリリーフとして二木の出場もあった。1レグ終了時、総得点でウォレス、ブロック決定本数で鈴木が2位に入っている。

＜2レグ＞

勝敗:7勝0敗
ヒーローインタビュー:越川優(3回),米山達也(2回),ウォレス(1回),山村宏太(1回)
全打数に占める外国人選手打数の割合:28.6%(7位)
全打数に占めるミドルブロッカー選手打数の割合:16.1%(6位)
主なスタメン:岡本、越川、鈴木、ウォレス、米山、山村、高橋

他チームを寄せ付けず、全勝で2レグを終えた。

スタメンセッターは阿部から岡本に替わり、ミドルブロッカーは二木や冨士田の起用が増えた。試合中盤から高橋と佐別當を併用する場面も目立ち、より多くの選手に出場機会が与えられた。大阪大会からは、ウォレスのポジションに栗山が入り、安定した結果を残している。

＜3レグ＞

勝敗:7勝0敗
ヒーローインタビュー: 岡本祥吾(2回),越川優(1回),阿部裕太(1回),山村宏太(1回),栗山雅史(1回),高橋賢(1回)
全打数に占める外国人選手打数の割合:16.4%(8位)
全打数に占めるミドルブロッカー選手打数の割合:13.4%(8位)
主なスタメン:岡本、越川、鈴木、栗山、米山、山村、高橋

2レグの勢いは衰えず、3レグも全勝で終えた。2/17の大田大会で早くも4強入りを決める。

この大田大会からウォレスが本格的に戦線復帰。ウィングスパイカーは越川・金子・米山がメインに据えられ、試合展開や対戦相手による使い分けがみられた。阿部・岡本の両セッターで白星を重ね、2位以下に大きな差をつけた。

＜4レグ＞

勝敗:5勝2敗
ヒーローインタビュー: 越川優(2回),阿部裕太(1回),山村宏太(1回),ウォレス(1回)
全打数に占める外国人選手打数の割合:36.2%(2位)
全打数に占めるミドルブロッカー選手打数の割合:15.4%(7位)
主なスタメン:阿部、越川、鈴木、ウォレス、米山、山村、高橋

熊本大会で18連勝が途絶えるも、その後も順調に白星を重ねて1位でレギュラーラウンドを終える。最終戦では柴小屋や二木の起用もあった。

また、アタック決定率でウォレスが3位、ブロック決定本数で山村が3位、サーブ効果率で越川が2位に入り、チームとしても全ての技術指標で4位以内の数字を残している。大充実のレギュラーラウンドだったと言えるだろう。

＜セミファイナル＞

勝敗:3敗

全打数に占める外国人選手打数の割合:33.8%(2位)
全打数に占めるミドルブロッカー選手打数の割合:12.8%(4位)
主なスタメン:岡本、越川、鈴木、ウォレス、金子、山村、高橋

レギュラーラウンドから一転、厳しい結果となってしまった。チームの技術指標もバックアタック決定率以外の部門でレギュラーラウンドを下回り、選手交代もこれまでのように奏功しなかった。そんな中で、初戦でリリーフとして活躍した米山や最終戦で溌剌としたプレーを見せた栗山・佐別當がチームに勢いをもたらしたことは次へ繋がる要素だろう。

＜3位決定戦＞

勝敗:1敗

全打数に占める外国人選手打数の割合:17.1%(4位)
全打数に占めるミドルブロッカー選手打数の割合:20%(1位)
スタメン:岡本、越川、ウォレス、栗山、松崎、山村、高橋

先週のムードを断ち切るべく、新たな布陣で臨んだＶリーグ最終戦。ミドルブロッカーにウォレス、オポジットに栗山が起用され、これまで出場機会が少ないながらも要所でピンチサーバーを務めた松崎がスタメンとしてコートに立った。変則的な攻撃でスタートダッシュに成功したがセットを奪えず、2セット目からは松崎に替わって入った柴小屋が積極的に攻撃に参加。3セット目では鈴木がミドルブロッカーの位置で起用され、ウォレスは従来通りのオポジットに戻った。

レギュラーラウンドを破竹の勢いで勝ち続けてきたチームが見せた綻び。二週間で見事に立て直し、黒鷲旗では13年ぶりの優勝を果たした。

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