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バレーボールマガジン>インタビュー>越境バレーボーラー古賀太一郎(ザヴィエルチェ・ポーランド)後編「五輪を意識し始めたのは最近。清水邦広さんの復帰は、もっと報道されるべき」

インタビュー

2019-05-16 08:00 追加

越境バレーボーラー古賀太一郎(ザヴィエルチェ・ポーランド)後編「五輪を意識し始めたのは最近。清水邦広さんの復帰は、もっと報道されるべき」

古賀太一郎インタビュー

Others / 全日本代表 男子

ポーランド1部リーグのザヴィエルチェで活躍する全日本代表のリベロ、古賀太一郎選手にお話を伺いました。後編では、オリンピックへの思いや、石川選手、柳田選手といった海外組の交流、清水邦広選手の復帰についてなどを語っていただきました。

――ポーランドリーグで日本人対決は、どんな感じでしたか?
古賀:特別な感情はあったのかな? すごく楽しかったです。柳田が自分のところにサーブを打ってきたり。すごくやってて楽しかったです。その試合すごく柳田の調子が良くて、苦しめられましたけど。試合を楽しむっていう感覚はあまりないんですけど、あの試合は楽しかったな。

――日本人対決みたいな取り上げ方はポーランドでなかったんですか? 昨シーズンのドイツでは柳田選手と大竹選手の日本人対決!みたいな感じでチーム公式フェイスブックでも宣伝してましたし、会場でも大きなビジョンで二人が並んでいましたよ。
古賀:そこまでの盛り上がりはなかったかな。柳田のその試合の活躍は、ポーランドリーグのサイトにもとりあげられました。

彼は力の入れどころがわかっている。大事な試合とか。先週の試合、(オフィシャルツアーで)ファンがいっぱい来たときに活躍したりとか。そういうのはすごいですよね。

――やっぱりオリンピックに出たいというのはパリで手応えを掴んでから?
古賀:オリンピックを意識し始めたのは、最近ですよ。去年ワンシーズン全日本と帯同して、やっともやーっとイメージするようになりました。それまでは一日一日をどう過ごすかという意識のほうが強かった。だいぶ遠い存在でした。

――たとえば越川優選手とか石島雄介選手とかは、東京五輪に出るために大きく道を変えたわけじゃないですか。でもそうではなく、段階的に?

古賀:そうですね。最初に言ったように、海外に行ったのは、とにかく出場機会を求めて。オリンピックに出るために海外に出たわけではなかったのです。1年1年すごして、ステップアップして、段階的にですね。これからもそれを続けることが一番大事。全日本に入ったからといって何かを変えるのではなくて。

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