2019-05-27 08:00 追加
PFU・三橋聡恵「盛り上げる子を応援してほしい」姫路・河合由貴「3年と決めていました」埼玉上尾・丸山 JT・栗原 姫路・筒井 退団選手コメント
SV女子 / V女子
「自分は期限を決めて、3年のつもりでした」
●河合由貴主将(ヴィクトリーナ姫路)
――退団の報告にすごく驚いています。代表にも復帰すると思っていたので。
河合:いえいえ。
――今のお姿、右腕を吊っているのを見て重ねてびっくりしています。
河合:はははは。
――ケガを理由で今回の黒鷲旗は欠場されています。それが原因で今回の引退に?
河合:いや、そういうわけではないですね。
――オールスターは元気に出場されていました。その後の練習か何かで?
河合:いえ、あの時も悪かったことは悪かったんですけど、ファンの方が投票してくれたのでオールスターは頑張って出ようと。
――腕はどういう状況なんでしょうか?
河合:肘の遊離体…野球肘ってよく言いますよね。遊離体が関節内に挟まっていてそれで肘がロックされているんですよ。肘がちゃんと伸びない状態だったのでそれを取る手術をしました。
――それはいつくらいから?
河合:リーグ前ですね。今シーズンのリーグが始まる2週間くらい前にわかったので。
――じゃあリーグはその状態で。
河合:まあ、そうなりますね。
――その状態であれだけのトスを上げていたとは。(完治までに)少しお時間かかりそうですが、その後に戻ってきていただいても。
河合:いやいやいやいや(笑)
――入団に際して、高木(理江)さんを引っ張て来たわけですが、その高木さんには何か言われましたか?
河合:理江さんには「本当にもうやらないの?本当にやらないの?」って言われました(笑)
――みんな同じ気持ちなんですね。繰り返しで恐縮ですが、もう一度整理させてください。このケガと退団は関係ない?
河合:はい。チームからオファーが来たときに、まさか自分がまたバレーボールをこのステージでやるとは思っていなかったので…いろいろ考えました。(その結論として)自分は期限を決めて3年、と。その話は最初からチームの代表にはしていました。その間にVに上がれたら、と。
立ち上げのころは選手も少なかったですし、その目標も正直どうかな、って最初のころは思っていたんですけど、人数が集まるにつれてどんどんチームができてきて…これは絶対に(私がいる間に)Vの舞台にって思って。この3年間、頑張ってきて最後にV1に上がることができたので本当に良かったなと思います。
――ファンの方にメッセージを。
河合:6年間ブランクがあったんですけど、こうして戻ってきて…JT時代を知っている方からも試合会場で「頑張ってね」とかいろいろ声をかけていただきました。新しい、ヴィクトリーナからファンになってくれた方にも(どちらにも)本当に感謝しています。ファンの皆さんの応援で私はこの3年間頑張れました。本当にヴィクトリーナに来てよかったと思っています。
背番号:7
コートネーム:ユキ
ポジション:セッター
生年月日:1990.1.22
出身地:大分県日出町
出身校(前所属):東九州龍谷高校→JTマーヴェラス
写真・文 堀江丈
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