2019-05-26 21:41 追加
ヴォレアス北海道 2019年5月末付退団5選手コメント 倉内哲「バレーボール選手として30年、最後にヴォレアスで活動できて嬉しかった。後悔はない」
V男子
杉谷祐磨選手(背番号16、アウトサイドヒッター)
僕の夢は、バレーボール選手になる、だったんですけど、ヴォレアスに来るまでにわくわくしていたのはつかの間で、仕事も、バレーも、新しいことだったり、しんどいことばっかりで、心が折れそうになったときもありました。が、ヴォレアス北海道のチームメイトだったり、スタッフだったり、サポーターの皆さんの応援のお陰で、ここまで頑張ることが出来ました。
右も左もわからないのに、こんな自分を拾い上げてくれた(池田)憲士郎さん、そして、チームのために尽力してくださったスタッフの皆さん、そして、こんな自分に、諦めずに指導してくださったエド、そして、最後まで味方で支えてくださった琴美さん(古田マネ)、ときには厳しくそして優しく叱咤激励してくれたチームメイトの皆さん、ほんとうに感謝が尽きません。ほんとうにありがとうございました。
ヴォレアスにいた2年間はとっても苦しかったですが、とっても楽しかったです。これからのヴォレアス北海道の活躍を心から応援しています。ほんとうにありがとうございました。
倉内哲選手(背番号18、ミドルブロッカー)
2年前、チームを立ち上げる際のトライアウトを受けさせていただいたんですが、そこで取材を受けた際に「自分が、もうほんとうにダメだと思うところまでは、やってみたい」と答えた記憶があります。今シーズンをもちまして、選手から離れるということを決断したんですが、ここで、ほんとうに、自分は、ダメだ、もう、やり尽くしたな、という気持ちがありましたので、このようなご報告をさせていただきました。
ヴォレアス北海道で2年間、長いのか短いのか、2年間という期間でしたけど、自分にとっては、もう一度Vリーグの舞台で戦えるというふうには全く思っていませんでしたし、そのような機会を与えてくれたチームのスタッフの皆さんやチームメイト、もちろんサポートしてくださった皆さん、ほんとうに感謝しています。
自分のバレーボール人生は13歳、中学校1年生の部活から始まったんですが、振り返ってみると30年、バレーボールやりました。最初は白髪も何もなかったんですけど、今は白髪も増えて、腰も痛くなって、肩も痛くなって、長いことやったなー、って思っています。ただ、ほんとうに幸いなことに、大きな怪我をすることもなく、ここまでやりきれたことは、ほんとうに嬉しく思っています。
これからは、山本大希と共に、大学生の指導に尽力したりして、バレーボールとは一生関わっていこうと思っています。ブログにも書いているんですが、また、ヴォレアス北海道のホームゲーム等におじゃまさせていただこうとは思ってまして、そのときには、お気軽にお声がけいただければ嬉しいです。本当に短い間でしたが、自分のバレーボール人生として、最後にヴォレアス北海道で活動することが出来て、ほんとうに嬉しく思っていますし、後悔はありません。2年間ほんとうにありがとうございました。
最後になりますが、自分が青春時代を共に過ごした、安室奈美恵さんの曲の一節を少しお借りして、締めの挨拶とさせていただきます(安室奈美恵「CHASE THE CHANCE」を歌い場内喝采)。

挨拶の締めくくりに熱唱する倉内選手。今後も北海学園大学監督として大学生の指導にあたる
構成・写真 出口季里
同じカテゴリの最近の記事
- 「やばいかも」決定率9割を叩き出した野中瑠衣が違和感を覚えたスパイク。「どんな時もやり方があるんだなって」 SV女子 [SV女子] / 2025.02.27
- 東レ静岡・西本圭吾「相手のセットアップの仕方を見極めるのを含めてリードブロック」 SV男子 [SV男子] / 2025.02.27
- WD名古屋・深津英臣「いつものパフォーマンスではなかった中で勝てたことは自信になった」 SV男子会見 [SV男子] / 2025.02.20
- ヴィクトリーナ姫路・井上愛里沙「ファンクラブを立ち上げたのは自分の考えを発信するプラットフォームを作りたかったから。ファンにも指導者にも残せるものがあると思った」 SV女子 [SV女子] / 2025.02.16
- VC長野・備一真「シーズン始まってから戦えるなって手応えを感じている」 SV男子会見 [SV女子] / 2025.02.15
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.