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インタビュー

2019-05-27 19:01 追加

越境バレーボーラー本間隆太(パリバレー)「代表で試合に出て、もっと上のレベルでプレーしたいという意識が芽生えました」前編

本間隆太インタビュー

Others / SV男子

フランスリーグ1部で優勝を決めて

ジェイテクトSTINGSからレンタル移籍でフランスリーグのパリバレーで2018/19シーズンをプレーしたリベロ、本間隆太選手にお話を伺いました。本間選手は、2018年度の全日本男子代表に選出され、ネーションズリーグとアジア大会に出場しています。

――まずは、海外でプレーすることになったいきさつから教えていただけますか。

本間:一番の理由は、代表に初めて去年入って、ネーションズリーグにいけると最初は思ってなかったんですけど、4週目から合流させてもらって、4週目と5週目に出場させてもらって、自分の中で欲が芽生えたんですよね。心境の変化というか。一個上のレベルでプレーがしたいなと。

代表のデビュー戦がロシアだったんですよ、高松(卓矢・豊田合成)さんとかと一緒に出たんです。
ネーションズリーグは、スケジュールと移動がハードだったので、初日がAチーム、中日のロシアがBチームという感じで交代で出場しました。もちろんBチームという意識は、出てる選手たちは持っていませんでした。

デビュー戦がロシアで、ある意味よかったなというのが正直な感想です。
負けたんですけど、もう少し経験を積んだら、もっとやれるんじゃないかという手応えを感じました。ネーションズリーグが終わって日本に帰ってきたときに、そのために自分が何をしないといけないかを考えました。もっと世界との戦いというか世界の壁が、自分の中でちょっと高い位置にあったので、それをもっと近い存在にしたいなと思って、海外という選択肢が出てきました。

――その時点では、もう移籍市場は終わりかけだったのでは?

本間:はい、終わりかけていました。だからすぐ動きました。遅いですね。6月の後半だったかな。
ただ、僕のポジションがリベロなので、移籍市場でもリベロは最後の動き出しなので、ジェイテクトのGMにお願いして、チームにもお願いして。会社はすんなり協力するよということだったんですけど、チームの方はロギさん(興梠選手)ひとりだと怪我したら終わりですし、「ちょっとなあ」という雰囲気もありながら最後は後押ししてくれて、本当に感謝です。そこから急いでチームを探して、パリバレーが声をかけてくれた。パリバレーは声をかけてくれた中では一番いいチームでした。

他のチームで欧州選手権に出られるチームも紹介してもらったんですけど、日頃の練習も重視していたので、日頃の練習から高いレベルのサーブやスパイクを受け続けたいということを優先しました。パリバレーには代表選手もたくさんいますしね。それでパリバレーにしました。

――パリバレーにはアルゼンチンの代表の他には、どこの代表がいますか?
本間:フランスの控えのミドル、エストニアの代表とかもいます。堺のジョルジエフの弟もいますよ。セッターで190cmでトスがうまい。今年アメリカ代表に選ばれたウィングスパイカーもいます。

――たくさんいますね。外国人枠はないんですか。

本間:ないです。

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