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2019-06-02 10:38 追加

全日本男子、ロシアに1-3で敗れ、1勝1敗に VNL男子大会

ネーションズリーグ男子の結果

全日本代表 男子

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)男子大会は1日、セルビアのノビ・サドで第1週セルビアラウンド第2戦が行われ、日本はロシアと対戦。1-3(22-25、25-23、19-25、23-25)で敗れた。日本チームの通算成績は1勝1敗。

 ロシア戦のスターティングメンバーは、柳田将洋、大竹壱青、小野寺太志、山内晶大、深津英臣、久原 翼、山本智大。

 平均身長2mを超えるロシアに対し、前日のセルビア戦からスタメンを代えて臨んだ日本。第1セットは久原や大竹がラリーでスパイクを決めて7-4とするが、ロシアも高いブロックからつないで切り返す。柳田のバックアタックも決まったが、3連続被ブロックを含む連続失点で12-14と逆転されてしまう。
 その後もサーブレシーブは崩されていないものの、追い上げには攻撃面で決め手を欠く展開で19-23。そこから大竹のサービスエース、さらに山本の好レシーブから柳田が決めて、21-23と迫ったが、最後はサーブミスで一歩届かずセットを落とした。

 第2セットは被ブロックで9点を献上した第1セットの反省からスパイカー陣も打ち方を工夫し、サイドアウトの応酬が続く。12-12から粘りのラリーで大竹、柳田が決めて14-12と抜け出しかけたが、ロシアも譲らない。2回目のテクニカルタイムアウト後にもサービスエースなどで連続得点を奪われ、逆に15-18とリードされてしまう。
 日本は西田有志、関田誠大が入る2枚替えで終盤へ。柳田、西田のサービスエースで21-22と追い上げると、小野寺らが得点を重ねて逆転。最後は相手のスパイクミスで25-23となり、セットを取り返した。

 第3セットは山内に代えて李博が入ってスタート。久原、山本の好守から得点を重ねて5-2とリードしたが、スパイクミスが続いて逆転され、5-9で西田、関田の2枚替えを実施。西田のスパイクで9-11と迫ったが続かず、9-14で髙野直哉がコートへ。その髙野のサーブから連続得点するも、ブロックに捕まり13-18と離される。深津のカバーで追いすがったが、終盤は高さを生かしたロシアに押し切られてセットを落とした。

 第4セットは山内を戻してスタート。序盤は大竹のサーブが走って連続得点し、5-2。ロシアもディフェンスから切り返して6-6、その後、8-7でテクニカルタイムアウト。久原、柳田、大竹らが決めてロシアのミスで14-11とするが、日本もミスを出し、サービスエースを奪われて14-13と接戦が続いた。
 さらに柳田のスパイクとサービスエースで16-13、久原のブロックで19-15とリードしたが、再び19-18と追い上げを許し、終盤へ。小野寺のクイック、深津のレシーブから大竹のバックアタックで22-19と抜け出すが、相手に粘られて23-22。日本は2枚替えを行うが、サーブで崩され、連続失点で23-24、サービスエースで25点目を奪われ、セットカウント1-3で敗れた。

 次戦はセルビアラウンド最終戦となり、2日(日)の現地時間16時(日本時間23時)からフランスと対戦する。

■矢島久德強化委員長のコメント
 4セット目は追い詰めながらも取り切れず、悔やまれる。それが日本の実力だと自覚し、技術を積み上げていきたい。
 ブロック力の差を見せつけられながらも、レシーブやブロックフォローなど随所に粘りのあるプレーをしたことは次への材料となる。攻撃面では高いブロックに対し、いかにコンビネーションの精度を高め、個人の技術を磨けるかが大きな課題である。切り替えて明日のフランス戦に臨みたい。


写真提供:FIVB

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