2019-06-03 17:00 追加
JTサンダーズヴィスコ監督ラスト会見「6年もいると思わなかった。誇りに思っている」山本将平「1年出られない僕を拾ってくれた」劉力賓「来年(五輪で)会いましょう」
SV男子
――今日でJTでの監督生活6年が最後ですが、振り返って。
ヴィスコ:6年前に来た当初は、正直に言うと6年いるとは自分でも思ってなくて、2年くらいかなと思っていた。結果がついてきたところで、チームとしても結果だけでなく色んな面で成長をみせてきて、自分として日本でやりたいという思いがどんどん強くなって6年間経ちました。
振り返ってみると、結果を残せたことはすごく誇りに思うし、その一方でもう少しできたのではないかとも思う。
そうはいっても、この6年間はとても素晴らしい6年間で、人生において忘れられない。みなさんに6年間取材される側として一緒にお仕事してきましたが、皆さんの前では常に正直でいました。
ときには感情を出すことも多々ありましたけど、今の気持ちはなんと言っていいかわからない。複雑な気分です。
――6年の日本のバレーを見てこられて、もっとこうしたら日本のバレーが良くなるのではないかと思うことがあれば。
ヴィスコ:やっぱり今も6年間ここにいるわけで、携わっている身として思うことはあるけれど、これを正直に言うのは自分のマナーに反するというか、お話は出来ない。すみません。
――今後のJTに期待することを。
ヴィスコ:将来的にも、いい結果を残すことを願っている。あとは自分が来る6年前からチームとしての土台は上がったと思う。ご存知のように、どのチームも、Vリーグのレベルは拮抗している。いくらいい結果を残しても、次の年も同じようにいい結果を残せるわけではない。また入れ替え戦にまわるチームと(プレーオフの)上に進むチームの差がそんなにない。厳しい戦いがこれからも続くと思います。
――お疲れ様でした。JTにも新しい歴史を作られました。マナーに反さない程度に来年東京五輪もありますし、アドバイスを。
ヴィスコ:本当に正直なところをいうと、自分は今まで各国代表監督も経験していますし、東京五輪まで1年しかないですが、もう今から何かを言うのは時すでに遅し。一番ベストなタイミングは東京五輪が決まったときに、協会の人がどう進むべきかを指針をしめすべきだった。それがぼやけてしまったので、今から何かというのは難しい。自分が思っていても、自分に権限がないので、言う立場にないですし、自分が今言ったところで、自分が関係ない試合中に外からタイムアウトで勝手に指示を出しているようなものなので。
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