全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>ゲームレポート>日本、宿敵韓国に1-3の逆転負けを喫する ワールドカップバレー女子大会

ゲームレポート

2019-09-16 21:48 追加

日本、宿敵韓国に1-3の逆転負けを喫する ワールドカップバレー女子大会

ワールドカップ韓国戦の結果

全日本代表 女子

9月16日横浜アリーナでワールドカップバレー2019日本対韓国戦が行われ、日本は1-3で逆転負けを喫した。ブロックの差が致命的となった1戦だった。韓国のブロック得点17に対して日本はわずか3。チームの建て直しが必須だ。

スターティングメンバーは
岩坂名奈、新鍋理沙、荒木絵里香、石井優希、佐藤美弥、石川真佑、リベロ山岸あかね

石川はシニアBチームで、アジア選手権でヨンギョン擁する韓国と対戦し、勝利してそのまま優勝してMVPも受賞している。石川にとってもチームメイトにとっても絶対に負けられない1戦となった。

第1セット立ち上がり、日本がリードを広げ8-4でテクニカルタイムアウトを迎える。しかし、昨日のロシア戦と異なり石川がサーブレシーブに入ったことで韓国はサーブを石川に集め、ブレイクを重ねて9-10と逆転する。韓国のサーブに崩される傾向は変わらずセカンドテクニカルタイムアウトは韓国リードで迎えた。荒木のうまいブロードからのプッシュ、石川のスパイクレシーブから自分で決めにいった得点で1点差まで追い上げ、韓国がタイムアウト。タイムアウト明けには石井がサービスエースで同点に。ヨンギョンのスパイク、石川の被ブロックでまた離されたが、佐藤の値千金の連続サービスエースで再逆転し、そのまま石井のクロスで第1セットを先取した。

第2セットはシーソーゲームで中盤まで進み、日本はミスが続き、またキムヒジンの攻撃が止められず、6-8と2点ビハインドでテクニカルタイムアウトを迎える。10-14と差が開いたところで宮下遥、長内美和子の2枚替えを投入。入ったばかりの長内が決めてブレイクを取り、石川も連続得点して2点差に詰め寄って韓国がタイムアウトをとる。16-19のところで2枚替えを戻したが、終盤は韓国のサービスエース、ネット際でのお試合に負け、最後は石井のスパイクが被ブロックされて第2セットを奪われた。

第3セットも韓国リードの流れで始まり、1-3と早めの段階で石井に代えて古賀紗理那を投入。古賀は前日の0得点を挽回するかのように入ってすぐにスパイクで得点するが、ヨンギョンに上から、イ・ジェヨンに上手くブロックを利用されてリードを広げられる。岩坂を芥川に代えたが、差はなかなか縮まらない。終盤に芥川、石川の強打で2点差まで追い上げて韓国にタイムアウトを取らせる。芥川がこの試合日本初めてのブロックを決め、タイム明けにも石川の強打で1点差まで詰め寄るも、最後はヨンギョンにブロックアウトを冷静に決められて第3セットも連取された。

あとのない第4セット。前半決定率の低かったヨンギョンにエンジンが掛かり始め、またヒジンのサーブに翻弄されて4-8でテクニカルタイムアウトを迎える。じりじりと追い上げて石川のブロックで同点に追いつくが、ヨンギョンとイ・ジェヨンに決められまた韓国がリードを広げる。日本は古賀に代えて石井を戻し、宮下・長内を二枚替えで投入して長内・石川の強打で3点差に詰め寄る。マッチポイントを握られてから石井のスパイクでデュースに持ち込み、25点目も石井が決める。しかし最後は韓国にサービスエースを取られ、1-3の逆転負けを喫した。

写真:FIVB

>> ゲームレポートのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック