2019-09-23 21:03 追加
日本、ケニアに快勝3勝目 石井が軸に、古賀が復活W杯2019女子
W杯2019女子ケニア戦
全日本代表 女子
大会2度目の先発の長内美和子と同3度目の石川真佑がのびのびとプレー。第1セットを取ったあと、日本はここまで今ひとつ調子をつかめない古賀紗理那を石川にかえて先発に。古賀にボールを集めながら復調を図る。苦しいところでは石井がしっかりと決めて、本人も自任する「チームの軸」としての働きを示した。
ケニアは168cmのパワフルな小型アタッカー・カサヤが跳躍力を生かした強打を叩き込むすがたが印象的だった。
スターティングメンバーは
岩坂名奈、石井優希、佐藤美弥、奥村麻依、長内美和子、石川真佑、リベロ小幡真子
立ち上がりはケニアが先行したが、すぐに追いついて石川の軟打やケニアのミスでリードを広げる。石川のサービスエース、長内の強打などでそのまま16-10でテクニカルタイムアウトを迎える。終盤は石井を使い、最後はブロックポイントで第1セットを先取した。
第2セットは古賀紗理那が石川に代わり、リベロも山岸が先発でスタート。1点を取りあうシーソーゲームになるが、古賀がラリー中に何度も上がったトスを決めきり2点差に広げる。長内の被ブロック、石井のミスで同点に追いつかれるが、日本がサーブで崩してケニアのミスを誘い、11-8でケニアがタイムアウトを取る。古賀が前衛でもバックアタックでも決めて、石井のスパイクミスと思われたプレーをチャレンジで得点して16-13でテクニカルタイムアウトをむかえる。ケニアのサービスエースなどで1点差まで詰め寄られるが、古賀のブロックやケニアのミスなどで突き放し、セットポイントを先に握るが、ここからケニアに3連続得点され、タイムアウトをとって修正を図る。最後は途中出場の芥川愛加のクイックで第2セットを連取した。
第3セットは古賀、山岸はそのまま、芥川も先発でスタート。古賀、長内の強打、芥川のブロードで連続得点を重ねる。そのまま点差を広げ16-10とする。宮下遥、鍋谷友理枝の2枚替えでも鍋谷が得点し20-13でケニアがタイムアウト。マッチポイントを握ってからケニアに3連続得点されてタイムアウト。最後は芥川がブロードで決めて勝利を収めた。
写真:FIVB
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