2019-09-25 12:29 追加
関田誠大「4年前のワールドカップは観客席にいて、自分も次の大会はあの舞台に立ちたいと思っていました」
関田誠大選手インタビュー
SV男子 / 全日本代表 男子
昨年から日本代表のセッターに定着している関田誠大選手。アウトサイドヒッターの柳田将洋主将や石川祐希選手とは学生時代からコンビを組み、ミドルブロッカーを生かしたトス回しにも定評がある関田選手に現在の心境を聞いた。
――日本代表は今年で何年目ですか?
関田誠大選手(以下、関田):登録は4年目ですね。昨年のネーションズリーグから大会メンバーに残って試合にも出るようになりました。
――集合した時の印象は?
関田:メンバー的には年々大きく、攻撃的な布陣になっているような気がします。
――始動会見の時、「身長は関係ないことを証明したい」という力強い言葉がありました。昨年の世界選手権で初の三大大会を経験され、それをどう生かしていきたいですか?
関田:世界選手権の経験は僕のバレー人生の中でも大きな出来事でしたし、それも踏まえて堺ブレイザーズにも移籍しました。堺で1年目のシーズンに優勝できなかったことは責任を感じていますが、経験を積んだ分、1年前の代表合宿よりも今年の方が充実していると感じています。
――堺からは代表に5人が登録され、そのうち関田選手、髙野直哉選手、山本智大選手はネーションズリーグ以降もメンバーに残って活動していますね。
関田:そうですね。個人が評価されている分、チームがもっと勝てるようにならなければならないですね。
――世界選手権を経験して、今年のワールドカップについてはどのように考えていますか?
関田:4年前は大学生で、同じ中央大学の後輩の石川(祐希)が出場しているのを観客席で観ていました。「次は自分もあの舞台に立ちたい」と強く思いましたし、今、目の前にそのチャンスがきているので、それを掴みに行きたいです。
――ワールドカップは他の世界大会と違うイメージがありますか? これをきっかけにバレー人気が上がることが多い大会でもありますが…。
関田:はい、4年前はそう感じました。今はオリンピックの前の大切な大会という捉え方をしています。
――代表では藤井(直伸)選手も関田選手と同様、ミドルを生かしたトスの組み立てを持ち味にしていますが、関田選手はご自身のどんなところを伸ばしていきたいと考えていますか?
関田:より安定したトス回しができるようになりたいのと、クイックとパイプはもちろん、状況を見て多彩な攻撃ができるようになれば、僕自身にとってもプラスになるのではないかと思います。
――自分ではどのようなところを期待されて代表に選出されていると思いますか?
関田:ひとつ言えるのはブロックではないことは確かですね(笑) このチームのテーマでもあるクイックとパイプを活かすことを求められているのではないかと思っています。
――藤井選手の自分にはないすごいところはどの部分だと思いますか?
関田:ライトへのトスが巧いところですね。見習いたいし、僕ももっと上を目指さなければならない部分だと思っています。
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