2019-11-01 21:08 追加
日立・佐藤美弥「上坂瑠子には安心してトスを上げられる」NEC・金子隆行監督「古賀紗理那が気迫あるプレーを見せ、成長した」
SV女子
●川北元監督
連日、沢山のお客様がバレーボールを観戦しにきてくださって本当にありがたい気持ちです。特にこの郡山は大変な状況の中です。足を運んでくださった方、大会運営に携わる方々に本当に感謝しています。試合に関しては日立さんと熱戦を繰り広げることになりました。非常に苦しいゲームだったなと感じています。選手たちは本当に頑張ってくれたなと思っています。
――田代選手のトスワークについて。第1セット、かなりミドルを使ったといいますか、ある意味、意識的にミドルを見せたのではないかとも思いましたが。
川北:全体的にバランスよく選手を使ってくれたなと思っています。今日はサーブで苦しめられた部分もある中で、乱れたところからも攻撃を展開することができました。田代のトスワークもありますが、アタッカーもしっかり我慢をしながら点数につなげていたと思います。
――キャプテンに鍋谷選手が就任しました。代表選手の負荷を減らすという考え方もあったと思います。あえて彼女をキャプテンに任命したのは?
川北:代表に行く前から彼女にはキャプテンをやってもらいたいという話をしていました。日本代表ではタフなゲームが続いて身体的にも精神的にも負荷はかかると思います。(代表での)プレッシャーもあるとは思うんですけど、そこで彼女なりに成長してより良いリーダーシップをチームで発揮してくれたらと考えました。リーダーの鍋谷だけじゃなくて、周りのフォローも含め、チームとして今とてもいい状況だと思っています。リーダーシップとフォロワーシップがいい形で噛み合っています。チームとしてステップアップできているんじゃないかなと思います。
――すこし大きな話になりますが、川北監督にはぜひお聞きしたいです。Vリーグが注目されていくためにどういったことが必要だとお考えでしょうか?
川北:死力を尽くして好ゲームを繰り広げる。基本的なことですけど、まずはこれがとても大事なことだと思っています。そしてひとりでも多くの人にバレーボールを生で見てもらって、もう一度見にきてもらう。そのために地域と密着をして「バレーボールがここである」「全国で熱戦が繰り広げられている」ということもしっかりと伝えていく。バレーボールに興味を持ってくれる人が一人でも多く増えるようにいいプレー、エネルギッシュなプレーをする。これが現場にいる人間の使命のようなものだと思っています。
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