2019-11-01 21:08 追加
日立・佐藤美弥「上坂瑠子には安心してトスを上げられる」NEC・金子隆行監督「古賀紗理那が気迫あるプレーを見せ、成長した」
SV女子
■NECレッドロケッツ
●古賀紗理那選手
今週2勝できたというのは自信にもなりましたし、戦っていく上で自分たちの形というのが少しずつできてきているのかなと思います。この勝ちを無駄にしないように来週の2戦しっかり勝ち切ってチームとして勢いを出していけるように頑張っていきたいと思います。
●澤田由佳選手
台風の中で準備してくださった福島の方々に対する感謝の気持ちをプレーに出していこうと入っていきました。1セット目チームがバタバタした中で自分もバタバタしてしまいました。自分のプレーもそうですし、チームとしても落ち着いてできるように、来週もホームゲームがあるのでしっかり2戦勝ちきれるように頑張って行きたいと思います。
――古賀選手に。1セット目が崩れた中で、2セット目をどう切り替えて戦おうと思いましたか?
古賀:最初のセットはパスが返ってなくて、それでバタバタしてしまったのでまずはパスを返そうと。直接失点が多かったので、それは自分たちの問題だと。集中して勝ち切ろうという話をセット間でやりました。
――自身のプレーとしては?
古賀:オフェンスの数字を上げていかないとチームの勝利に貢献できないのでコンビを合わせて…来週以降はそこをしっかりやっていかないといけないなと思いました。
――サーブからの連続ブレイクもありましたが。
古賀:相手パサーをちょっと動かしたりとか、そういう工夫はできてきているので精度を上げていきたいなと思います。
――澤田選手に。今日のトスについて教えてください。
澤田:私の持ち味であるセンターライトを使うというところを意識してコンビを組み立てました。
――1セット目と2セット目で変えていこうとした部分は?
澤田:2セット目はパスが返ってきていました。相手はミドルをマークしていたと思うのでサイドに振ることを意識してやりました。
――金子監督がブロックを評価していましたが?
澤田:(古賀選手と顔を見合わせて)もう少し頑張ります(笑)
●金子隆行監督
今日初めてヴィクトリーナさんとの対戦になりました。先方も勝てていない状況ということでチャレンジャーとして向かってくると思いましたので、うちはそれ以上のチャレンジャー精神を持って戦っていこうと。ただ、昨日の勝ちがどういう影響を与えたのか、なかなか試合に入り込めていない選手も出てしまいました。来週は大田のホームゲームで戦えます。大田区もいろいろ被害等が出ている状況もあります。プレーすることによって何を伝えられるか。また姫路さんとの対戦になりますが、意識を高くもって今日以上のパワーを発揮して戦っていきたいなと思っています。
――1セット目、気持ちが入っていなかったとは具体的には?
金子:初戦デンソーさんにああいう形で負けて、昨日は日立さんに苦しみながらも勝ちきりました。それでも気持ちを上げきれてなかったかな、と。選手はいつも以上にやろうとしてくれたと思います。モチベーションは高いはずなんですが、歯車がかみ合わない部分があったかなと思います。古賀が後半にかけて気迫のあるプレーを出してくれたことによって中盤からは落ち着いてプレーできたんじゃないかなと思います。古賀が機能しなければ逆の結果になっていたかもしれません。(チームに落ち着きをもたらしたのは)古賀の成長ということかと思います。
――古賀選手はオフェンスとディフェンス、どちらの方でより貢献されたと感じますか?
金子:両方ですね。サーブレシーブで古賀とリベロの小島(満菜美)にかかる負担は大きかったですし、途中からポジションも変えて2枚の方のレフト(ポジション2。フロント3回のロ-テーションのうちセッターと2回並ぶため攻撃枚数が不足しがち)に入れたりしてオフェンスでも負担がかかるというのはわかっていました。彼女自身すごいリーダーシップを発揮しながらチームを鼓舞して頑張ってくれていました。
――姫路に先取されてからの2セット目。開始時にどういう声をかけましたか?
金子:相手に何をやられているという状況ではなかったので自チームの方のやるべきことをまずはちゃんとやりましょうと。今日は僕が何をしたというよりも選手たちが一つ一つ考えてプレーしてくれたかなと思います。
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