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バレーボールマガジン>ゲームレポート>2013年度・第39回西日本大学バレーボール大学男子選手権大会

ゲームレポート

2013-07-01 20:58 追加

2013年度・第39回西日本大学バレーボール大学男子選手権大会

6/20-23に行われた男子西日本インカレのレポート

大学バレー 男子

6/20-23に行われました西日本インカレのレポートです(女子は別開催)
(筆者は6/22、23のみ現地、初日・2日目は気になったところを書き留めました)

◇大会初日はA~Oのグループ戦が2会場8コートで行われた。

兵庫県立総合体育館(大体育館・中体育館)a~dコート
ベイコム総合体育館(メインアリーナ・サブアリーナ)e~hコート

◇大会2日目の大金星

この大会で一番面白い試合になったのではないかと思う二回戦大阪産業大学と高知工科大学との対戦。高知工科大学は、1・2年生を中心としたメンバー構成で、5月に行われた中四国学生バレーボール選手権大会(愛媛県)に於いても、3位とめざましい活躍を見せている。このチームが昨年の大会準優勝校から奪った1勝は今後の彼らに大きな力となるだろう。

健闘した高知工科大学(#4 中屋敷侑矢選手(2年)、#27 江口隼平選手(1年))

健闘した高知工科大学(#4 中屋敷侑矢選手(2年)、#27 江口隼平選手(1年))

◇大会3日目の顔ぶれ

東海学連…5校 関西学連…5校 中国学連…2校 四国学連…2校 九州学連…2校
と16チームの精鋭が出揃った。

3回戦の結果は下記の通りである。

a1:東亜大 3(20-25、25-21、25-12、25-22)1 愛知大
b1:福山平成大 3(25-17、25-18、18-25、25-16)1 朝日大
c1:甲南大 3(25-23、25-21、25-17)0 愛媛大
a2:愛知学院大 3(25-22、25-23、20-25、22-25、15-11)2 西日本工業大
b2:近畿大 3(25-19、25-14、25-17)0 高知工科大
c2:龍谷大 3(25-20、24-26、25-21、20-25、15-12)2 名城大
b3:関西学院大 3(26-24、25-18、25-19)0 福岡大
c3:中京大 3(20-25、24-26、25-23、25-22、15-11)2 京都産業大

3回戦が終了した時点で四国、九州学連からのチームの敗退が決まったが、ベスト16の今後に繋がる印象に残った選手やシーンをピックアップ。

福岡大学キャプテン久木原慧至選手(3年)

福岡大学キャプテン #1久木原慧至選手(3年)

 

応援が印象的だった西日本工業大学 試合以外にも楽しい要素がちりばめられているのが大学バレー

応援が印象的だった西日本工業大学
試合以外にも楽しい要素がちりばめられているのが大学バレー

 

コート内唯一の4年、愛媛大学の向翔太選手(#16)

コート内唯一の4年、愛媛大学の向翔太選手(#16)

 

準々決勝の結果は下記のとおりである。

a3:東亜大 3(25-22、19-25、25-12、22-25、21-19)2 愛知学院大
a4:近畿大 3(25-21、27-25、25-15)0 龍谷大
b4:関西学院大 3(25-21、18-25、27-25、20-25、16-14)2 福山平成大
c4:甲南大 3(28-26、19-25、22-25、25-23、16-14)2 中京大

中京大学 蓑輪貴幸選手(#1 4年)伊藤佳祐選手(#18 2年)

中京大学
蓑輪貴幸選手(#1 4年)伊藤佳祐選手(#18 2年)

 

関西学連…3校、中国学連…1校の勝ち残りとなり、翌日の準決勝へ駒を進めた。

◇大会最終日のこと

<準決勝>
近畿大 3(25-19、25-20、23-25、25-20)1 東亜大
関西学院大 3(20-25、25-21、30-28、23-25、15-9)2 甲南大

準決勝の組み合わせは、中国-関西と、お互いに手の内を知り尽くした関西勢同士の対戦。
近畿大-東亜大は、中国学連1位の実力を持つ東亜大だが、この日はいつもの堅いブロックが見られなかったように感じられた。それでもエース園田を中心に意地を見せ1セットをもぎ取ったが、準決勝敗退となった。対する関西学院大と甲南大の戦いはフルセットの熱戦が繰り広げられ、軍配は関西学院大に上がった。

東亜大学:センター橋本大樹選手(#3/4年)

東亜大学:センター橋本大樹選手(#3/4年)

 

フルセットの熱戦を戦った甲南大学

フルセットの熱戦を戦った甲南大学

 

 

<決勝戦>
近畿大 3(25-15、25-22、27-25)0 関西学院大

決勝戦は同じ学連同士の顔合わせとなった。
お互いに相手をよく知る同士、やり易さとやり難さの混在する試合であったであろう。
第1セットを先取した近畿大学が有利に見えたが、対する関西学院大学も終盤粘りを見せたが、結果はストレートで近畿大学が勝利をおさめ、7年ぶり6回目の優勝を果たした。

関西学院大学 次のチャンスにリベンジを果たしてほしい

関西学院大学
次のチャンスにリベンジを果たしてほしい

 

優勝が決まった瞬間の近畿大学メンバー

優勝が決まった瞬間の近畿大学メンバー

 

【個人賞】
最優秀選手賞 岡本 侑(近畿大)
敢闘賞 上野 広将(関西学院大)
セッター賞 下出谷 剛生(近畿大)
リベロ賞 帖佐 力弥(近畿大)
スパイク賞 岡本 侑(近畿大)
猛打賞 岡本 侑(近畿大)
サーブ賞 中島 健太(近畿大)
ブロック賞 高山 伸悟(東亜大)
レシーブ賞 和中 謙治(近畿大)
優勝監督賞 光山 秀行(近畿大)

(奈川絢也/文・写真)

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