2020-01-02 12:55 追加
首位快走、群馬銀行グリーンウイングス。今が歴代最強、プレステージ・インターナショナルアランマーレ V2女子
V女子
■ブレス浜松
●多田遥主将
相手の速攻に対するブロックやレシーブの関係などを練習してきましたが、なかなかそれがうまくはまらなくて。相手のセンターに決められた印象です。もう一回自分たちがやるべきことを確認して試合をしていけたらいいなと思います。
●熊本比奈選手
サイドアウトが切れてなかったです。全体的にレシーブが返らなくて、サイドに偏ってしまったという感じでした。
――多田主将に。昨シーズンとのチームの違いは?
多田:こういう時はこうしないといけないなって自分たちで考える機会が増えました。いい意味で監督任せじゃなくて、選手たちが自分で考えて動くチームになったのではないかと感じています。
――プレー面で強みが増していると感じる部分は?
多田:コート内の修正力ですね。例えば、ストレートを閉める指示を受けていたとしても、クロスを打たれているなと感じたら、自分たちでコートの中で話して、「ここはクロスを閉めよう」とか。そういうことができていますね。
――熊本選手に。今日の自分のプレーを振り返って。
熊本:サーブレシーブを返す、レシーブをセッターに持って行くなど、まわりを活かすプレーをしたいと思っているのですが、個人としてはできていなかったと思います。
――今シーズンはアウトサイドヒッターの打数が多くなる傾向が見受けられますが、チームコンセプトというより、やむを得なくそうなっているのでしょうか?
熊本:そうですね。サーブレシーブが返らなくてセンターが使えていないというのが……今日も敗因かなと思いました。
――何度か怪我が重なってしまいましたが、今こうしてコートに立っての心境は?
熊本:バレーができること、それだけでありがたいなと思っています。いままで支えてくださった方々に結果や、自分が楽しんでバレーをしている姿を見てもらって恩返しをしたいと、そういう気持ちでプレーしています。
――大きな怪我をした時は、当然バレー人生の継続についても悩むと思うのですが、復帰までの決意は早かった?
熊本:早かったですね。
――それだけバレーが好き?
熊本:好きなんですかね(笑)
――多田主将から見て熊本選手は?
多田:なんかそんな「バレー大好き」みたいなイメージはないですね。彼女クールなんで。
熊本:クールなんです(笑)
多田:人一倍練習はしていますね。レシーブがダメだなと思ったら、ずっとレシーブの練習をしていますし。私も負けてないですけど。
熊本:(多田選手を指して)ひたすらスパイクの練習をしています。本当に足腰が強いんですよ。
●濱田義弘監督
(群馬銀行は)高さがあるので、それに対してなすすべなくやられたという感じですかね。もうちょっと工夫して欲しかったというのはあるのですが。
――今シーズン就任されて、チームの第一印象は?
濱田:(課題に対して)やろうとしてくれている気持ちがすごく伺えますね。ただ、リーグに入ってそれが引き続きできているかというと、なかなかそうはいかないのかなという。試合ではプレッシャーもかかりますし、そこに対して立ち向かっていかなければならないのですが。
――チーム作りでは、どこに重点を置いていますか?
濱田:スピードですね。サーブで相手を崩して、リターンをブロックに引っ掛けて、そこから速いバレーを展開するというのが理想です。
――今の段階で目指すバレーに対する完成度は?
濱田:やろうとしていることは理解できてきたんじゃないかな。バックアタックも、合わないんですけど、やめることはないと思います。できないからやめるんじゃなくて、できるまでやって欲しいというところもあります。そういう課題を追求するところがないと、チームは絶対強くならないので。
――サイドの打数が多いのは、止むを得ずの部分でしょうか?
濱田:パスの精度もまだ良くはないですし、仕方のないことですね。Bパスからミドルを使えればとは思いますが、練習時間も限られていますし、なかなか合わせきれていない状況です。
――新生ブレスの見所は?
濱田:身長も小さいチームなので、まずは拾っていかないと勝てないと思っています。その中でパイプ攻撃(前衛のアタッカーをおとりにしたバックアタック)にも挑戦していますし、そういう粘りと挑戦を見ていただきたいと思います。
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