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会見・コメント

2020-01-02 12:55 追加

首位快走、群馬銀行グリーンウイングス。今が歴代最強、プレステージ・インターナショナルアランマーレ V2女子

V2/V3 女子

第2試合 GSS東京 2(22-25、28-26、22-25、25-20、5-15)3 アランマーレ

■プレステージ・インターナショナルアランマーレ

●森寿実子主将

全員が「絶対勝つ」気持ちを持って挑んだ試合でした。結果だけじゃなくて、チームがひとつになったこと。それがなによりでした。これからの自信につながる試合だったかなと思います。

●田村愛美選手

フルセットまで行って、苦しい試合だったというのが正直な気持ちです。全員で勝ち取った1勝だったと感じています。全員で戦ったことが本当に私たちのプラスになる勝利でした。

――森主将に。順位としてはやや苦戦していますが、今シーズンのチームをどう見ていますか?

森:歴代アランマーレの中で一番強いチームだと思います。

――その根拠は?

森:選手の持っている基本技術が高いレベルにあります。いつも通りの自分たちのバレーができれば、本当に強いチームです。創部5年になるアランマーレの中で一番強いチームだなと思っています。

――チームが掲げている「サーブから始まるトータルディフェンス」について、そこに対する達成度は?

森:一人ひとりが意識して取り組んでいます。リーグの序盤はサーブで崩していても、そこからのブロック&ディグまでうまくいかないところもあったんですけど…。リーグを通して、少しずつできてきたのかなと思います。トータルディフェンスができれば、アランマーレのバレーがどんどん活きていくと思います。

――田村選手に。アタッカー陣が多彩ですが、それぞれのアタッカーの特性を活かしたトスを上げている意識はありますか?

田村:その人に合ったトスはあげようとしています。どのアタッカーも器用なので、私が少し崩れたとしてもカバーしてくれますね。

――ここだけは誰に対しても同じ、共通事項として心がけているところはありますか?

田村:頂点ですね。最後に止まる頂点を作ってトスを上げる。ひゅーっとボールが行っちゃうと相手のブロックは振れるかもしれないですけど、強いスパイクは打てないので。どのアタッカーにもしっかりと頂点を作って上げるようにしています。アタッカーもそういうトスが上がった時には誰も取れない、触れることができないスパイクを打ってくれます。大事なことだなと思っています。

――アランマーレに入団後、トスワークに変化はありましたか?

田村:大いにあります。いままで感覚でトスを上げていた、というとちょっと極端かもしれないですけど、ミドルの動きを見たりとか、相手のブロックのどこから攻めようかとか、考えるポイントが多くなりましたね。

――あらためて今シーズンの抱負を。

森:アランマーレのバレーをやり通すために全員で戦う、です(笑)感動を持ってもらえるバレーを絶対にする!

田村:固くなりすぎず全員で楽しんで。楽しんでやれば結果もついてくると思います。最後まで上を向いて頑張っていこうと思います。

●北原勉監督

ここのところ連敗もあったのですが、やれることはやれていました。データ上も優っているんですけど、大事なところでの1本、大事なところのプレーの差だけという状況でした。とにかく選手たちのモチベーションが下がらないように、みんなが伸び伸びプレーできるように、技術うんぬんよりもそのことにシフトして取り組んできました。連敗中でしたが、みんなよく切り替えてくれたと思います。今日の試合もスタートから走り回って頑張ってくれました。

――歴代アランマーレの中で今が一番強いと、森主将の力強いコメントをいただきました。監督の実感としては?

北原:その言葉は嬉しい限りです。今シーズンは開幕前にいろんなところで合宿もさせていただきましたが、勝ち越しで終えていましたので。本当にちょっとしたきっかけでチームはガラッと変わるはずと思っています。まさに今日の試合がそのきっかけになるんじゃないかと。

――何か修正が必要というより、今やっていることを自信を持ってやるべき、と?

北原:今シーズンは決定本数、決定率で勝っていても、20点以降の自責点のところ、そのわずかな差で負けてしまっている状況でした。「新人が多いから仕方ないよね」という声もありますが、1年目、2年目も関係なく全員で戦うことが必要です。今日はベンチのメンバーが自分がコートの中に入っているかのように、よく声を出して頑張ってくれました。

――監督が常日頃からおっしゃる「サーブからのトータルディフェンス」についてはどうでしょうか?

北原:今日の試合はミドルに柳沢(紫子)選手を起用しました。彼女は169cmしかないミドルなのですが、昨シーズンもブロックで数字を残しています。その彼女が軸になってくれて、「サーブから始まるトータルディフェンス」をチームにもたらしてくれたと思います。

――ファンの方に一言。

北原:私たちは山形のチームですが、今日もたくさんの方が応援に来てくれて本当に力になりました。創部から「善くて強いチーム」というテーマを掲げ、ファンの皆様と一緒に戦って勝利を共に会場で分かち合うという思いでやっています。皆さんと一緒に戦いたいと思いますので、ぜひ会場にお越しいただければと思います。

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