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会見・コメント

2020-01-04 11:59 追加

反撃のGSS東京サンビームズ、フルセットの激闘を制す。群馬銀行グリーンウイングスは盤石の10勝目 V2女子

V女子

■プレステージ・インターナショナルアランマーレ

●木村友里選手

2レグということで、互いのことはわかり合った状態での試合でした。長いラリーが続いたり、そういう場面が多かったです。流れが良い時は本当にチームも安定していて、2セット目が取れたんですけど、3、4セット目は少し慌ててしまった部分がありました。そこが反省点かなと思います。

●藤原真理子選手

自分たちの雰囲気を作ってバレーをしようという目標で、今年最後の試合に挑みました。自滅というかミスが多いとリズムが作れません。互いに良く知る相手、相手の攻撃をわかっていたのに自分たちからミスを出してしまった分、対応できなかった。とても悔しい試合になりました。

――木村選手に。2年目ですでに攻守両面チームの軸になっています。今年のチームの印象は?

木村:リーグに参加するのは内定期間を含めて3回目ですが、今年が一番攻撃力のあるチームだと思っています。私自身もチームの核になるということを目標にやっています。そこはまだまだ足りないところなので、もっともっと頑張りたいと思っています。若い選手が多く入っていますが、既存の選手とうまく組み合わさって、すごくいいチームになっていると思います。

――「サーブから始まるトータルディフェンス」について感じるところは?

木村:トータルディフェンスはみんなが常に頭においてやっています。いい形でできているとは思うのですが、自分たちが劣勢になった時に崩れ始めるところがあって、そこは少し不安定かなと思います。もう少し安定感を出して、完全なるトータルディフェンスというものを作り上げていきたいと思います。

――個人のプレ-については?

木村:レフトは苦しい場面でトスが上がってくるポジションだと思うので、そこでもっと決め切れる選手にならないといけないと思っています。

――藤原選手に。アランマーレはどういうチーム?

藤原:ファンの人にすごく応援してもらえているチームだと思っています。山形のチームなのに長野にもたくさんオレンジのTシャツを着て応援に来てくださったりとか。ファンがいるおかげですごく頑張れていると思います。

――ルーキーイヤーですが、プレーで通用していると感じる部分は?

藤原:(遠慮がちに)自分の取り柄にしたいプレーとしてはサーブかなと。まずはみんなに迷惑かけないように。ミスも多いのですが、こうしようと思って出てしまったミスというか、狙いを持ってひとつひとつのプレーをしようと思っています。

――アウトサイドヒッターとしてどういうタイプ?

藤原:レシーブはまだ苦手なので、パワーの方があるかなと思います。でも全然今日は決まらなかったので、胸を張って言えないです。

――木村選手から見ての評価は?

木村:私と反対のタイプかなって思いますね。私はチョロチョロ相手を掻き乱しながらのプレーですけど、(藤原選手は)思いっきりパワフルにブロックやレシーブを弾き飛ばしたりとか。そういうところが持ち味だと思いますね。苦しい場面で決めてくれる選手なので、後ろから見ててすごい頼もしいなって。1年目なのにそういう活躍をしてくれて、すごいなって思います。

――藤原選手から見た木村選手はどんなプレーヤー?

藤原:全部に助けてもらっています。パスフォローにも入ってくれているし、対角の私が前で決まらなかったら代わりに決めてくれるし、プレー面だけでなく、メンタル面でも助けてもらっています。コートに自分が入る時には絶対にいて欲しい存在です。

●北原勉監督

結果としては負けでしたが、選手たちは本当によく頑張ってくれたと思います。試合での追い込み方について、群馬銀行さんは能力もインテリジェンスも、技術も頭も両方持っているので、ハードな戦いになるとは思っていたんですけど。悔しいですね。

――昨日は評価に値する試合、そこからスタートメンバーを変えてこられましたが…?

北原:思いつきではないです。事前にこのメンバーで行くって決めてやっていました。今年は全員バレー。それぞれが良さを持っています。持っている良い面を出せば、群馬銀行さんにマッチすると思ったメンバーで行きました。対策と練習から土曜日のGSS東京さんにはこのメンバー、今日の群馬銀行さんにはこのメンバーと。

――今日スタメンで入った投野ひかる選手、宮本菜月選手の評価を。

北原:セッターの投野。僕は一番セッターに厳しいので、まだこれからというところはありますが、未来の展望がちょっと見えてきたかなという感触があります。オポジットの宮本(デンソーから移籍)。ずっとミドルでしたが、人生初のオポジット。技術はどんどん上手くなっています。初めてサイドのアタックを打つ中で、掴んだというか、一歩を前に踏み出した実感が彼女自身にもあるのではないでしょうか。

――昨日の手応えは今日の試合にも引き継がれましたか?

北原:チームのメンタリティーと個人のメンタリティーがあると思うんですよね。昨日のチームと今日のチームは違う味を出す構成なので単純には言えませんが、チームとしてのメンタリティーを維持できた。昨日から引き続いて攻める気持ちで向かっていけたかなと思っています。

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