■ブレス浜松

●菅原麻衣選手

スタートは良い流れで始められました。2セット目は取られましたが3セット目に挽回して4セット目の中盤までは良かったと思います。そこから取りきるところを取りきれなかった。5セット目もその差かなと思いました。

●熊本比奈選手

最終セットとか取りきるところで取りきれなかった、決めきれなかったところがチームの課題でもあるし、個人の課題でもあるなという感じでした。

――熊本選手に。ディフェンス面でも貢献されていたかと思います。

熊本：昨日はサーブレシーブが乱れてたので、今日そこに集中できたのは良かったのですが、攻撃の方は決めきれていなかったなと感じました。

――攻撃が決めきれない、その要因は？

熊本：力みました。決めなきゃというのが一番に出て、低い相手に対しても叩きつけてしまって。それで切り返されてしまったというのが敗因かなと思います。

――菅原選手に。昨シーズンまでキャプテンをされていて、新生ブレスをどう見ていますか？

菅原：本当に新しいブレス。新しいチャレンジですね。新しいスタッフが来て、初めてのトレーニングなど色々やっていますが、それをみんなが楽しんでいるというか。純粋にバレーを楽しんでいると感じています。

――今日のプレーに関しては？

菅原：上がってくる本数はサイドに比べては少ないけど、ミドルが決めればガラッと流れも変わるし、相手にも大きなダメージを与えられます。要所要所で決められなかったところがあったので、もっと決定率を上げたいと思います。月初のアランマーレ戦と続くぎふ戦ではチーム全体としてもブロックが良かったのですが、昨日、今日は個人的にはうまく機能しなかったなと。

――今後チームが強くなっていくために必要なことは？

菅原：今日の試合を通して思ったことですが、GSS東京さんは粘り強い。サイドが打ってブロックに引っかかっても、それをつないで打っていました。それがちょっとブレスには足りなかったかなと。ブロックされてボールを落としてという感じだったので、最後に点を決めるという課題もありますけど、粘り強さも大事になってくると思います。そこはもっとできると思いました。

●濱田義弘監督

勝ちきれなかったのが残念ですね。サイドアウトが1本で切れない。各ローテに（1本で切れる）武器が欲しいですね。サーブレシーブはそんなに崩れていないので。相手セッターの身長が小さかったので、そこを攻めようとしましたが、そこからでも決まらない。

――ラリーをつないでいる印象もありましたが？

濱田：（つないでも）最後に決めるかどうかは個人の技術もありますね。そこに行くまでは、みんなでやりますが。どこのチームもそんなにレベルは変わらないと思います。自分たちが勝つという強い意思がないと試合には勝ちきれないと思います。そこに至ってはもう技術ではないかもしれないですが。

――今シーズン目指すところとしては？

濱田：メンバーとしても余裕がない状況なので、内定選手もうまく噛み合わせながらやっていきたいと思います。

【V2リーグ女子　12月22日現在の順位】
1　群馬銀行　10勝2敗31P
2　ルートイン　9勝4敗22P
3　JAぎふ　7勝5敗23P
4　GSS東京　7勝6敗23P
5　アランマーレ　5勝8敗13P
6　浜松　4勝9敗14P
7　大野石油　4勝8敗12P
8　柏　4勝8敗12P
（※Pはポイント。7位と8位はセット率の差による）

　V2女子の次戦は1月11日に前橋市民体育館（群馬県）、柏市中央体育館（千葉県）で行われる。

取材・撮影　堀江丈

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