2020-01-14 12:05 追加
埼玉上尾・井上美咲「全員が一つの目標に向かって」、デンソー・鍋谷友理枝「自分たちのバレーを進化させたい」
V1リーグ女子 ファイナル8 デンソー対埼玉上尾 記者会見コメント
SV女子
2020年1月11日にサイデン化学アリーナ(埼玉県)で行われたV1リーグ女子ファイナル8・Aグループ第1試合、デンソー(プレミアカンファレンス1位)対埼玉上尾(スターカンファレンス4位)の記者会見コメントをお届けする。
第1試合 デンソー 0(23-25、22-25、26-28)3 埼玉上尾
■埼玉上尾メディックス
●井上美咲主将
第1セット序盤、大差から勝てたことが今日は大きいと思います。このいい流れでファイナル8の残り2戦を勝ちきっていきたいと思います。
●青柳京古選手
運が良く、さいたま市記念体育館(サイデン化学アリーナ)で試合をすることができました。ホームゲームのようにたくさんの人が応援に来てくれたので、厳しい場面でしっかり追いついて、そこからストレートで勝ちきることができました。皆さんの今日の応援をバネに、これからも頑張っていきたいです。
●山岸あかね選手
苦しい場面もありましたが、チーム全員の勝ちたい気持ちが一つになって勝てたので、本当に良かったなと思います。
●吉野優理選手
本当に苦しい場面に全員で声を掛け合ってカバーして、結果に繋げられたので良かったと思います。
――井上主将に。ファイナル8に向けてどう戦っていくかについて、チームの中ではどんな話が出ていましたか?
井上:チーム全員で決めたスローガンが「One Goal One Dream」。全員が一つの目標に向かって突き進んでいく。ファイナル8初戦でその通りにできて、本当に良かったと思います。
――プレミアカンファレンスで圧倒的首位だったデンソーに勝った感想は?
井上:交流戦で1度当たったときにストレートで勝ったという自信もありました。それもあって、今日もいい流れで勝てたのかなと思います。
――1セット目、井上選手が冨永選手に代わって入ってから流れが変わりました。
井上:入ったときは点差がありました。これは思いっきりやるしかないなと。
――プレーの部分では?
井上:自分はスパイカーに助けてもらっている部分もあるので…。ちょっとトスが乱れても、うまくスパイカーが打ってくれて。
――具体的に変化をつけられた場所は?
井上:序盤にミドルを使って終盤大事なところでサイド、というところです。基本といえば基本ですが、自分はそれを軸にしているので。今日はうまくできたかなと思います。
――青柳選手に。ミドルブロッカーとして、今日の井上選手のトスに対して感じていることは?
青柳:本数を上げてくれますね。今日はジャジャ(サンティアゴ・アライジャダフニ選手)と半分半分くらいかな。そんなに本数も変わらなくて、バランスも良かったと思います。1本シャットされてもまた続けてくれますので、相手のブロッカーも嫌な感じだったのかなと思います。さっき止めたのにまた上げるのかという。
――今シーズンはブロックを強化されてきたとのことでした。今日の試合でのブロックは?
青柳:サーブがすごく良かったので、相手の二段トスに対してブロックポイントが出せました。間を閉めてしっかり手を前に出した時に相手が打ってくれたという感じでした。相手にAパスが入った時には、まだ後ろに迷惑をかけていると思います。今日はサーブのおかげでブロックの点数が入ったと思います。
――直接の得点にならなくても手を出したり、しつこく追いかけたり。運動量で貢献している部分を感じました。
青柳:その面では…本当に長い間それができなかったので。去年1年、リーグが終わってから本当に1本もサボらないということを意識して毎日積み重ねてきたので。それがやっと成果に出てきたかなという感じです。
――山岸選手に。相手の攻撃に対して読めた部分、予想外だった部分は?
山岸:いつもだったらクロスに打ってくるボールをストレートに打ってきたりしてるなと、守っている側としては感じていて。自分は前回の対戦でクロスを拾えていた印象があるので、それをデンソーさんは対策してきているのかなと。ブロッカーに「ここが多いよ」とか伝えたりしていました。もちろん拾えないボールもあったんですけど、すぐ切り替えてサイドアウトを取ったり。そういう意識ができていたから勝ちにつながったのかなと思います。
――ご自身のプレーは?
山岸:今日はサーブレシーブが全然ダメだったんですけど、ほかのふたり、パスする人が頑張ってくれたので。自分ももうちょっと頑張らなければというのはあります。今日はサーブレシーブがあまり良くない分、ディグとかつなぎの面でしっかりチームに貢献したいというのがありました。そこはしっかりできたのかなと思います。
――吉野選手に。攻守に貢献されていました。今日の手応えを。
吉野:直接失点とかも多くて、自分のところでムードが悪くなるシーンも多かったと思います。その分本当に周りのみんながカバーしてくれて、取りたい場面で1点を決めきることができたと思っています。継続してやっていきたいと思います。
――新人の時に「コートで緊張を感じない」とお聞きしてずいぶん驚きました。そのあと色々経験したことでかえって怖さを知ったということは? 現在も強心臓は健在ですか?
吉野:このファイナル8は本当に軽い気持ちでは戦えないというか、一人ひとりがしっかりした気持ちで準備しないといけないと思っています。緊張感はもちろんありますけど、コートに入ってたら本当にやるしかないと思っているので。緊張もしますが、自分の中でいいリズムを作って調整してやっていきたいなと思っています。
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