2020-02-25 19:55 追加
V1残留の姫路。竹下佳江監督「ワンシーズン、選手が苦しみながら成長した姿が試合に出た」。経験を糧に次のステップへ
チャレンジマッチ記者会見コメント(姫路)
SV女子 / V女子
2020年2月22日、23日にサーラグリーンアリーナ(静岡県)で行われたV・チャレンジマッチ女子(V1V2入替戦)よりV1残留を果たしたヴィクトリーナ姫路の記者会見コメントをお届けする。
22日(第1戦) 姫路 3(25-17、25-16、25-19)0 群馬銀行
●高橋咲妃惠主将
プレッシャーのかかった試合。スタートでつまずいたところはあったんですけど、我慢し続けて1セット目の終盤からちょっと点差が開くようになりました。そこから自分たちのリズムが作れるようになったかなと思います。明日は1セット目からしっかり集中して勝ちきりたいと思います。
●堀込奈央選手
自分たちが優位に立てるゲームだったと思っています。すべてが良かったわけではないですが、相手より勝る点が今日は目立っていました。誰が出ても同じ状況にできるように明日も試合を進めていきたいと思います。
●佐々木千紘選手
初日を取れたことはチームにとってすごく大きなことだと思います。連続失点とかもあったんですけど自分たちでしっかり立て直してストレートで勝ち切れたことが良かったと思います。明日も気を引き締めて3セットを取れるように頑張っていきたいと思います。
――高橋主将に。V1、V2日程の関係でチャレンジマッチまで時間が空いてしまいました。その間、チームの雰囲気は?
高橋:チャレンジ4では1勝もできませんでした。数字をスタッフに出してもらって修正しなくてはいけないところを明確にしてそこを詰める作業をしてきました。
――早く試合をしたいという気持ちでしたか?
高橋:私は早くやりたかったです。やっぱり期間が空いてしまうと…その間もちろん練習はしているんですけど、モチベーションの部分はすごく難しいので。
――主将としてチームにはどういうフォローを?
高橋:私自身スタートから出る役割ではありません。バックアップに回った人たちに「中の6人だけじゃないんだよ」って伝えることを意識して、この2日間やっていきたいたいと思っています。
――堀込選手に。自分たちが相手より上回った点とは?
堀込:ブロックシステムとレシーブの関係です。その面で相手に上手く対応ができていました。そこが一番大きなところかなと思います。
――トス回しであらかじめ考えていたこと、試合の中で修正したことは?
堀込:イブナ(マラ)にマークが厚くなるのはわかっていたことなんですけど、そこでどうやって裏をかいていくかということを試合前からずっと考えていました。イブナにマークが厚い中でどういう状況で逆サイドを使うか、ミドルを使うことを意識してやっていました。
――今日はショートサーブを使った攻撃が何度もありましたが、ベンチからの指示?
堀込:空いているところを打つというのは日頃からやっていることです。ベンチからの指示もありますけど、自分で考えて崩して1点取るというのを意識してやっていました。ショートサーブが打てるのは武器だと思います。
――佐々木選手に。内定選手として大きな舞台に立つ心境は?
佐々木:今の心境…一番は勝てたことです。内定ということで大学に戻っていた期間もあったんですけど、そこからチームに合流してどうチームに貢献できるかということを考えて今日までやってきました。結果で表せたのは良かったと思います。
――貢献できるポイント、具体的には?
佐々木:自分はミドルブロッカーというポジションなのでブロックでしつこく相手についていきたいです。ワンタッチを取ってチームのチャンスボールにしたり、そこから速攻で相手の意表をつく、トスが上がったら決める、そういうことを意識してやっていました。
――今日はそれができた?
佐々木:堀込さんに良いトスを上げてもらったので。でもまだまだコースも甘いし相手にタッチを取られたところもあったので、もう少し相手を崩して行けたらいいなと思いました。
――監督はサーブを評価されています。
佐々木:1セット目の終盤では相手を崩すことができていたんですけど、2、3セットでは相手にAパスを返されたり自分でミスを出してしまったので、そこは修正していきたいです。明日はミスをしないで相手が嫌がるコースに強いサーブを自信を持って打てるようにしたいと思います。
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