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2020-05-22 10:49 追加

パナソニック、新監督に現仏代表監督のティリ氏が就任 来季は代表と兼任

新監督就任のお知らせ

V1リーグ 男子

22日、パナソニックパンサーズは、2020-21シーズンより4シーズン監督としてバレーボール現フランス代表の監督ティリ・ロラン氏と正式に契約を締結したことを発表した。

パナソニック パンサーズは国内のみならず、世界の強豪クラブチームと戦えるチーム作りを目標とし、さらなるレベルアップを必要としていた。今までの練習に加えて海外の先進的な戦術やフィジカルを獲得し、新たな刺激を受けるために、フランス代表監督として数々の実績を上げているティリ・ロラン氏の招聘を決定した。

新型コロナウイルス感染の影響により、東京2020オリンピック・パラリンピックが延期となったが、フランスバレーボール協会との協議により、ティリ・ロラン氏は、東京2020大会の開催時まで、パナソニック パンサーズ監督とフランス代表監督を兼務することになりました。

世界トップレベルの代表監督による指揮という新たなフェーズに入ったパナソニックパンサーズ。今季の戦いが注目される。

●ティリ・ロラン監督 コメント
パナソニック パンサーズという歴史あるチームで働けることをとても光栄に思っています。
また、日本の文化にも興味があり、ヨーロッパとは違うバレーボールに対する真面目さも勉強したいと思っています。
日本のバレーボール界はとても高い技術を持っており、その中でもトップクラスのパナソニック パンサーズの監督を任せられることは私にとって最高のリスペクトだと感じています。
パナソニック パンサーズの新たな歴史を作り、世界一のクラブチームとなるためにチャレンジを続けるとともに、ファンの皆様と心を一つにしてチームとして戦うスピリットをお見せしたいと思います。
ご声援よろしくお願いいたします。

●ティリ・ロラン プロフィール
生年月日:1963年12月1日(56歳)
出身:フランス
経歴:フランス代表の選手として1988年ソウルオリンピック、1992年バルセロナオリンピックに出場。
引退後、フランスのクラブチームでコーチとして指導したのち、2005年にチェコ共和国の監督に就任。
レベルの高い国が揃ったヨーロッパ選手権にてチームを9位に押し上げた。
2012年にフランス代表の監督に就任。
2015年 ヨーロッパ選手権優勝、2015年、2017年に世界のトップを決めるワールドリーグで優勝に導いた。
また、2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場して9位。
2020年1月に開催された東京2020大会のヨーロッパ予選を勝ち抜き、2大会連続オリンピック出場を決めてい
る。

●南部正司GMコメント
実績豊富なティリ氏を監督に招くことができ、心強く思います。ティリ氏は2012年にフランス代表監督に就任し、15年ワールドリーグで初優勝、16年リオデジャネイロ五輪に3大会ぶりに導くなど、世代交代を進めて世界トップレベルのチームに押し上げました。若手を育成する力、強い組織を作り上げる能力は素晴らしいものがあると、私も日本代表監督時代に実感しています。
パンサーズの目標は世界一のクラブになることです。ティリ・ロラン 氏が率いることによって、その目標に力強く前進するでしょう。そして日本バレーボール界の発展に貢献できると確信しています。パンサーズのさらなる躍進にご期待下さい。

(写真:コメントはパナソニックパンサーズリリースより)

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