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インタビュー

2021-11-24 17:11 追加

新監督に聞く 堺ブレイザーズ千葉進也さん「1OBとして、強いブレイザーズをまたお見せしたい」

SV男子

――暫定ではありますが首位という立場になって、選手たちは高揚しているところとかありますか?
千葉:いや、特にはないですよ。最後にあそこにいないと意味がないので。

――新キャプテンの出耒田敬選手に期待しているところ。
千葉:出耒田についても実績と経験を踏まえて申し分ない。もともとキャプテンでないときからチームのことを考えて発言してくれているのを見てきたので、やっぱり背中で引っ張っていく、コートで真ん中で1本柱を建てるという意味では出耒田しかいないと思っていたので、今年は迷うことなく出耒田にキャプテンを任せました。

――先程もおっしゃっていたようにいろんな攻撃パターンを使っているのは見受けられましたが、そういうところが堺の目指すバレーなのでしょうか。

千葉:まずはしっかりとサイドアウトをクイックとパイプでとるというのは年間をとおしてやってきているので、昨日の試合についてはちょっとネットから離れたパスの時にクイックがほとんど使えてなかった。でもうちの出耒田松本については日本トップレベルのミドルだと思っていますので、パスが乱れてもどんどん使っていくようには今日は深津にも指示をして、しっかりと使っていくことによって終盤両サイドの攻撃が生きてくるというのが今日うまくできたところだと思います。

――部長として中垣内祐一さんが代表から帰ってこられましたが、いろんなアドバイスを頂いたり?
千葉:私自身はそんなに話をするわけではないですが、中垣内さんはもともとうちの選手もよく知ってますし(笑)、時間があるときは練習も見に来たりされています。

中垣内さんは指導者としてもプレーヤーとしてもたくさんの経験をされてきた方なので、選手にもコーチ陣にもいい影響を与えていただけると思っています。

千葉進也(ちば しんや)
生年月日 1977年12月5日(43歳)
出身地 神奈川県横浜市
身長 186cm
体重 80kg
血液型 A型
釜利谷高校を経て、順天堂大学を卒業後、2000年に堺ブレイザーズへ入団した。低身長ながら技術の高いバイプレイヤーとして活躍。
2002年、全日本代表に初選出され、2002年世界選手権に出場。堺ブレイザーズでは主将を務めるかたわら、第12回Vリーグで8年ぶりの優勝に貢献するとともに最高殊勲選手賞を受賞し、2006年に全日本代表に再選出。2006年世界選手権、2007年ワールドカップに出場した。2007年ワールドリーグでは全日本の主将も務めた。
2009年10月末日をもって現役引退、社業専念。2020-21シーズンから部長として堺に復帰。今シーズンから監督を務める。
写真:中西美雁

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