2020-06-11 19:23 追加
石川祐希 ミラノ移籍記者会見「世界のトッププレーヤーになるという目標を達成したい」
Others / 全日本代表 男子
――先ほどのお話にもありましたように、リーグが3月に中断となり、プレーオフを目指していた中での中断だったと思いますが、その分も今シーズンに臨む思いが一段と強くなったということがありましたら、教えてください。
石川:昨シーズンは中断してしまって、僕自身、非常に悔しい思いもしましたし、中断になる前は「ここからだ」と思っていたので、巻き返しの機会がなくなってしまったということから、目の前の1試合1試合が本当に大事なんだと感じました。なので、今シーズンは目の前の試合を1試合ずつ全力で戦うことがいちばん大事だと思っています。先を見て計画することも大事ですが、昨シーズンは先を見ながら調整していて、悔しい思いもしてしまったので、今シーズンは1試合1試合、1球1球を大切に、全力で取り組むということを第一に考えてプレーしていきたいと思っています。
――昨シーズン、パドヴァを選ばれた際は、試合出場機会を増やしていきたいという狙いがあったと思いますが、今回、ミラノを選ぶ際に具体的な狙いがあったのでしょうか?
石川:ミラノの昨シーズンの結果が5位なので、それ以上の結果をチームから求められると感じています。そこをまず第一に考えていきたいと思っていますし、僕自身、世界のトッププレーヤーになるために、年々ステップアップしたチームに進めていると思っているので、そういうチームからオファーしていただいたことで、ひとつ成長したり、評価していただいたと感じています。その中で目標に近づくためのシーズンにしたいですし、ミラノだけでなくもっと上のチームに進めるような活躍をしたいと思っています。
――ステップアップという言葉がありましたが、ご自身で感じている手応えは?
石川:年々オファーしてくださるチームのレベルが上がり、ステップアップできているので、そこは自信を持って取り組みたいと思っています。チームのレベルが上がることにより、もちろん、僕自身が試合に出られない可能性も出てくると思います。目標に近づくためには、それは避けては通れない道だと考えているので、ミラノでも僕の持っているすべてをぶつけたいですし、年々上のチームに進めているので、自信を持って臨むことが大事だと思っています。
――複数のオファーの中で選んだミラノのチームとして魅力を感じている部分を教えてください。
石川:パドヴァ在籍時はミラノとは1回しか試合をしていないのですが、非常にいいチームだと感じました。昨シーズンとは選手の入れ替わりもあると思いますが、レベルの高いチームでできることはプラスになりますし、ミラノより上の4チームを倒すという意味でもいいチームだと思っています。格上のチームに挑んでいくことは個人でも代表でも必要ですが、そこでよりトップに近いレベルのチームにいれば、格上を倒せる確率も上がります。なので、(ミラノでプレーすることは)自分にとって、とてもプラスの経験になると思っています。
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