2020-07-21 18:34 追加
代表エース石川祐希が会見「バレーボールをできる幸せを痛感」。高橋藍ら大学生には「レベルが高く、大いに刺激を受けている」
石川祐希会見
全日本代表 男子
21日、バレーボール男子日本代表のエース、石川祐希選手がリモート会見に応じ、現状のコンディションや、実戦のなくなった今年度のモチベーション、若手から得られる刺激などについて語った。
石川は5シーズン目となったイタリアセリエAでのプレーが新型コロナウイルスの影響で中止されてから約3ヶ月間はほぼ自宅でのトレーニングしかできず、代表合宿が始まってまず「バレーができる幸せ」を痛感したという。
それだけ長期間のブランクができたにもかかわらず、ボールコントロールについては思ったほど衰えなかった。それは一つの発見だった。だが、下半身のトレーニングは自宅では限りがあるため、若干の衰えを感じ、現在はそこを重点的にトレーニングしている。
大学生の高橋藍選手や大塚選手と初めて一緒にプレーして、「非常にレベルが高く、刺激を受けている」。特に高橋選手はレシーブの形がきれいなため、「盗めるところは盗みたい」と意欲的だった。
実戦がまったくなくなった状態でモチベーションを保つことは難しいが、とにかく1年後に向けて、オリンピックがあると信じてできる準備をするしかないとコメント。
また、8月2日に行われるリモート紅白戦は、「実際に会場に来ていただくことはできないですが、チケット料金もいつもより手頃ですし、普段バレーを見ない方にも見ていただきたい。最高のパフォーマンスをして、見ている方、新型コロナウイルスで影響を受けた方、被災者の方に勇気を届けたい」と締めくくった。
同じカテゴリの最近の記事
- 大阪マーヴェラス・田中瑞稀「一瞬の閃きが勝利につながった」、林琴奈「バレーを楽しむ気持ちが大事だと思った」、西崎愛菜「この仲間とだったら優勝できるって思っていた」 SV女子 [SV女子] / 2025.05.06
- NECレッドロケッツ川崎・佐藤淑乃 「1年目のシーズン、1年目の鮮やかな涙」 SV女子 [SV女子] / 2025.05.06
- 合言葉は"これで優勝できるのか?" SAGA久光スプリングス・平山詩嫣が目指すもの SV女子 [SV女子] / 2025.04.25
- 大阪MV・田中瑞稀「どうやって1点を取るか、1人1人が考えを持ってプレーできたことが勝因」 SV女子 [SV女子] / 2025.04.25
- デンソー・川畑遥奈主将「体力面でもメンタル面でも、チーム全員が鍛えられた試合だった」 SV女子 [SV女子] / 2025.04.24
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.