2020-10-19 14:46 追加
石川祐希、3-1でヴェローナを降し3連勝で単独3位「週2回の試合はハードだったが、安定したプレーができた。僕たちは今勢いがある」
ヴェローナ戦レポート
Others / 全日本代表 男子
日本バレーボール界のエース石川祐希を擁するミラノは18日、レギュラーシーズン、前半・第6節のヴェローナ戦を戦い、3-1(15-25, 25-19, 27-25, 25-22)で勝利した。
1セット目、ミスが多くセットを落とすが、2セット目は、石川選手のサービスエースで先制し、そのままセットを獲得。3セット目は、苦しい試合展開となったが、4セットも引き続きミラノがしのぎきり、3連勝を掴み取った。
ミラノは、今季ここまで5勝1敗。この試合で勝点3を獲得し、強豪クラブのモデナ、トレンティーノを上回る、単独3位に立っている。
次の試合は、昨シーズンリーグ優勝を果たし、現在2位を走るルーベ(・チヴィタノーヴァ)と、そしてその次は、現在首位を走るペルージャとの一戦に臨む。両チーム共に今シーズンいまだ無敗。ミラノがこの両チームにどう挑むかが期待される。
石川祐希コメントと次戦スケジュール
「今週まで週2試合と試合が続いていたので、少しハードでした。パフォーマンスも少し落としてしまった部分はありますけど、開幕から継続して安定したプレーを発揮できていると感じています。
僕自身、今日のプレーも、途中でコートから出る場面がありましたけど(4セット目に途中メンバーチェンジ)、それまでのプレーも悪くなかったですし、(コートに)戻ってからも、自分のプレーをしっかり出すことができたので、そこは評価したいと思います」と、コートから下げられた自分をしっかりと冷静に評価した。
さらに、「欲を言えば、レセプションがA・Bパスで71%ありましたが、パーフェクトが14%と少し低かったので、緩い球だとか、そういうボールをしっかりとパーフェクトできるように修正していきたいと思います」とサーブレシーブについて言及。サーブ、スパイクに関しては、「前回までの修正ができていると思います」と満足げ。
「良いパフォーマンスを継続、安定できるように取り組んでいきたい」と連戦続きの近況を振り返った。
このあとは、ルーベ(・チヴィタノーヴァ)、ペルージャといった強い相手との試合になるが、「ミスをせずに、そして僕たちは今非常に勢いがあるので、この勢いのまま臨みたいと思います。高さだったり、パワーだったりもありますが、こちらも高さやブロックがあるので、ブロックとディフェンス、そしてサーブを中心に攻めて、戦っていきたいと思っています。
今、3位を保てていますが、それよりも上に行くには、ルーベに勝たないといけないので、彼らを倒して、一つでも勝利をあげて、上に上に進んでいけるような試合展開にしていきたい。チャンスはいくらでもあると思うので、そのチャンスを掴むための準備を明日からの1週間でしていきたいと思います」
次戦は、レギュラーシーズン “スーペルレガ” 前半・第7節、10月25日(日)現地時刻18:00(=日本時間:26日(月)am01:00)から、2位を走る強豪ルーベ・チヴィタノーヴァ(Lube Civitanova)との直接対決。ミラノは勝点3を獲得し同点2位に並ぶチャンスが!
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