2020-10-21 13:09 追加
ホームで開幕2連勝、日立リヴァーレ・佐藤美弥「ケイト(雑賀)には学ぶべき点がある」 オクム大庭冬美ハウィ「最後の1点を決める選手に」 V1女子記者会見
SV女子
●多治見麻子監督
今日の第1セットの入り方を見たら、大丈夫かなという気持ちはあったんですけど、選手がとても我慢してくれました。オクムがすごく頑張り切ったので、本人にとっても自信になったんじゃないかなと思います。
――相手が狙いのあるサーブをしてくる中、そこをかいくぐって勝利に結びつけられたポイントは?
多治見:車体さんはサーブがいいので。特に荒木、渡邊と本当にいいのはわかっているのですが、そこに崩されてしまいました。直接失点が多すぎたかなというのはあるので、そのあたりは改善しなくてはならないです。
ただ、崩れたとしてもハイセットで2本目を持っていって、それをアタッカーが決めてくれた。それが収穫です。本当はもう少し上手くパスを返してミドルとかバックアタックを使いかったのですが、ハイセットから打ちきれた、パスが返らなくても得点が取れたというのは大きかったと思います。デビューして2戦目の雑賀が本当に大変な試合を上げきったのも良かったと思います。
――オクム選手について。昨シーズンと比べて成長を感じる点は?
多治見:今シーズン、じっくり身体を作って練習をして、取り組み方も変わってプレーも良くなっていました。スタートに使うのはどうしようかと迷ってはいたのですが、今シーズンのこれまでの動きを見て、ハウィで行ってみようと決断しました。今シーズン取り組んできたことがそのまま出たのかな、と思います。
――強化されたのはフィジカル面?
多治見:ジャンプ力はもともとあるのですが、今シーズンはさらにアップしています。今日も(ブロックの)上から打ってたりしてたので、ああいう力は活かしたいなと思います。
――オポジットに関しては?
多治見:サーブレシーブをしないエースタイプを持ってくるチームも多いですが、日立は窪田を入れて(サーブレシーブの要にします)。窪田が一番サーブレシーブ、つなぎという日立がやりたいことをしっかりやってくれて、1本目から展開するというバレーができるのかと思います。とはいえ、今日は相手の攻めがかなり厳しかったので、交代も考えないわけではなかったのですが、彼女自身、自分のポジションが勝敗を決するという意識を持って取り組んできたので、そのことも踏まえて任せました。
撮影 堀江丈
同じカテゴリの最近の記事
- 高橋慶帆「海外挑戦の収穫は高いブロックに対しての決め方。セルフケアの大切さも学びました」 [全日本代表 男子] / 2025.06.07
- SAGA久光・中田久美新監督が就任会見「世界と戦える選手を輩出し、選手の夢をサポートしたい。それが私の使命でもある」SV女子 [SV女子] / 2025.06.04
- ”爽やか”宣言! 群馬グリーンウイングス・坂本将康監督が齋藤真由美GMとの秘話を明かす。初めての出会いは中学生のとき SV女子 [SV女子] / 2025.06.04
- 群馬グリーンウイングス・齋藤真由美GM、監督退任のあいさつ 「選手は私の誇り。これからはチームとファンのパイプ役に」 SV女子 [SV女子] / 2025.06.03
- 埼玉上尾メディックス、引退の山岸あかねへ仲間から贈る言葉。岩崎こよみ「日本で一番優しいパスを出す選手」、佐藤優花「一緒に過ごした時間は私の青春でした」 SV女子 [SV女子] / 2025.05.23
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.