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インタビュー

2020-10-27 07:00 追加

石井優希「マナは気配り上手で先輩にも後輩にも慕われるタイプ」、戸江真奈「ユキさんは攻守の要で何でもできる。でも、バレーを離れると笑わせてくれます」 久光スプリングス新旧キャプテンインタビュー

V1リーグ 女子

――昨年までレシーブの要だった新鍋(理沙)選手の引退による影響は?

戸江:今までリサさんがコートにいたことで当たり前のように返っていたボールが今はAパスになっていないことが多くて、ラリー中もバタバタしていることが多いのも事実ですが、一人ひとりが「もっと1本目を大事にする」という意識を持つことで少しずつよくなっていると思います。そこの意識づけですね。今までずっと試合に出ていた人たちは、1本目の大切さをわかってはいても、当たり前のようになってしまっていました。若い選手たちはそういうことが身についていないし、どれほど大事かということをまだ理解できていない部分もあるので、それを私もリベロだし、キャプテンとして毎日言い続けることが大事だと感じています。

――新鍋選手が抜けることで、お2人以外のあと1枚のサーブレシーブ体系はどうなっていきますか?

石井:入る選手が固定されていないので、レフト2枚の時があったり、レフトとライト1枚ずつになったり、入る選手やローテによって変わります。

――戸江選手は石井選手からキャプテンを引き継ぐにあたり、昨シーズンの石井選手を見てきて、どんなところを受け継いでいきたいと思いますか?

戸江:ユキさん自身が今までいろいろな経験をされてきて、サーブでずっと狙われたシーズンもありましたが、それでもこれだけの結果を残してきました。なので、まずプレー面での信頼度がすごくあり、そういう人がコートに入り、チームを引っ張ってくれると周りの選手たちも「この人のために頑張ろう」という気持ちになるし、私自身がそうでした。私もそう思われる存在になりたいなと思います。

――石井選手は戸江選手をどのようにサポートしていきたいと考えていますか?

石井:試合の結果が出ないと、マナもどんどんキャプテンとしての苦しさが出てくると思うので、私はまずは自分自身何をしなければならないか、自分ときちんと向き合ってやっていきたいです。その上でマナや若手の後輩のサポートをして、マナの仕事を増やさないようにしてあげたいと思います。

マナ自身もリベロとしての役割があるし、全体をどうにかしなきゃという思いもあると思います。それプラス、マナは周りに気を遣える人なので、試合に出られない選手などモチベーションが下がってしまった選手たちのことを考えたりすることもあると思うんです。例えば試合に勝っていても、出られない選手はモチベーションが下がることがあります。なので、私もそこをサポートして、マナが気を遣う範囲を少しでも減らしてあげたいと考えています。

もちろん、プレーでも助けてあげられたらいいなと思いますし。私は会話が上手くないので、若い選手のことも気にかけてはいるのですが、声かけの仕方やその後のフォローまでちゃんと考えないと、なかなか難しい(笑)

――でも、昨年、酒井(新悟)監督は、苦しい時期に石井選手がキャプテンとしてみんなにいろいろなことを発信してくれて助けられたと記者会見で話されていました。

石井:いやいや、それは新悟さんがうまく言ってくれたんだと思います(笑)

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