2020-10-29 14:51 追加
ホームで完勝 埼玉上尾・山岸あかね「みんなで臨んだ試合」吉野優理「簡単な展開になるのは少ない、自分のプレーで貢献したい」 V1女子会見
SV女子
●アントニオ・マルコス・レルバッキ監督
今日に関しては戦略、戦術面で立てたプランがしっかりコートの中で出せていたと思います。昨日との大きな差は精神面です。常に平常心を保つことができ、第1セット、第2セットを先取しても、第3セットを冷静に集中力を保って戦えたところが大きかったと思っています。
――サーブが機能していましたが、どのような指示を?
マルコス:試合当日に指示を出すことはあまりないです。週の半ばで2つゲームプランを立てます。土曜日の試合の戦略、戦術。日曜日の試合の戦略、戦術ですね。その中で相手のシステムへの対応を決めて、それに沿って練習していきます。当日に何か大きな指示を出すことはないですね。昨日に関しても第2セットまではプラン通りだったのですが、(第3セットからは)チームが冷静さを失ってプランから外れてしまった。その結果が昨日の試合だったと思います。今日はしっかりそれができていたと思います。
――直接指揮して感じる、今後修正していきたいポイントは?
マルコス:格上に見ているチームが最低でも6チーム存在すると思っています。我々のチームの中で重要な役割を果たしているリーダー的存在の選手がいますので、その選手たちに協力をお願いして一緒にチームの戦い方を構築していきたいですね。今は選手と一緒にチームを作り上げている段階です。歴史のあるチームに対して、まだ我々は若いチームですし、経験もまだあまりない選手が多いので、そこを作っていかなければならないと思っています。
――週半ばに対策を練られたとのことですが、今日の対戦相手、久光はメンバーを入れ替えてくるチームです。メンバーの部分も予想しての対策だったのでしょうか?
マルコス:今日、出発前にちょっとだけ選手を集めてミーティングしました。まさにそのことで、久光が選手を変えてくる可能性があるということを伝えました。(話したのは)入ってくると予測される選手の特徴やプレースタイル、ですね。久光さんはメンバーが揃っているので、いろんな選手を起用してくる可能性を伝えました。
――シャイナ(ジョセフ)選手が前日より機能しましたが、戦術的にはまったのか、彼女自身が何かを変えてきたのでしょうか?
マルコス:姫路さんは私たちもちょっと驚いたくらい、本当にディフェンスが良かったです。そこは(今日との)一つの差だと思いますが、ジョセフ選手個人も今日の方がパフォーマンスは良かったと思います。合流間もないですし、ボール練習ができない時間もありました。どちらかというとパワーヒッターです。彼女のことは時間をかけて伸ばしていきたいと思っています。今いる選手のパフォーマンスを最大限に引き出してあげるのが監督の仕事だと思っています。そして監督もまた一緒に学んでいく立場だと思っています。
撮影 堀江丈
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