全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>NEC・古賀紗理那「サーブで攻めた後のブロックディフェンスが課題」、トヨタ車体・荒木絵里香「ブロックには常に集中し、こだわって取り組んでいる」 V1女子会見

会見・コメント

2020-11-17 17:38 追加

NEC・古賀紗理那「サーブで攻めた後のブロックディフェンスが課題」、トヨタ車体・荒木絵里香「ブロックには常に集中し、こだわって取り組んでいる」 V1女子会見

SV女子

■トヨタ車体クインシーズ

●渡邊彩主将

今日の試合は出だしから勢いがありました。ずっと連敗が続いていて、先週ようやく1勝目を挙げましたが、 内容が良くなかったので、今週は相手の対策と自分たちで話し合う時間を多くとりました。今日はチーム全員が一つになったような感覚を感じながらできたので、よかったです。

●荒木絵里香選手

ここまで苦しく厳しい戦いが続きましたが、 今日は本当にチーム一丸となって試合ができたのですごく嬉しいし、ここからがスタートだと思うので、しっかり気を引き締めてやっていきたいです。

――両選手に。先ほどネリマン選手がお二人がいいプレーをされていたとおっしゃられていましたが、対戦相手として戦ってみての印象は? また、今シーズンはリモートマッチの会場もある中で相手チームのホームではありますが、たくさんのお客さんがいる中で試合ができた感想を教えてください。

渡邊:ネリ(ネリマン)は3年間ずっと一緒にプレーしてきて、彼女のいいところやそれに対してどうすればいいのかも一番よくわかっていたつもりです。今回みんなでうまく攻めることができたのはよかったと思いますし、逆にネリが勢いに乗っている時は自分たちが苦しくなるので、彼女が思いきりできなくなる対策はチームとしてもやってきたことだったので、それがしっかりできたことはよかったです。
今回、NECさんのホームゲームでしたが、音響や人の応援の力は改めて自分たちが頑張るエネルギーになると感じました。今季はコロナの影響でリモートの試合もありますが、今までたくさんの人に見てもらえる環境が当たり前だと思っていたのが、今季はこうして有観客でできると応援の力をすごく感じるので、リモートであっても見る人に感動を届けられる試合をしなければならないと感じました。

荒木:ネリマン選手は3シーズンという長い間一緒のコートで戦っていたので、 相手チームにいるのが不思議な感覚になりました。でも、対策練習もしっかりしてきましたし、ある程度いいディフェンスができたかなと思います。 古賀選手に決められすぎてしまったというのはあったと思いますが…。
今日はNECさんの素晴らしいホームゲームの中で試合ができたこと、すごく久々な感じがしました。選手として幸せを感じましたし、応援してくださる皆さんから自分もエネルギーをもらっているので、自分たちも試合を通して少しでも良いエネルギーを受け取ってもらえるようなプレー、試合ができるようにこれからも頑張っていきたいと思いました。

――先ほどチームで話し合ったというお話がありましたが、お二人それぞれの立場でチームメイトにどんなことを投げかけ、どのような話し合いが行われたのかを教えてください。

渡邊: 連敗が続いていて、ひとつミスが起こるとそこから崩れて立て直せないという状況が長く続いていて苦しかったのですが、一度監督とも話して、チームのみんなと昼食をとる時間を作ってもらい、そこでいろいろ話をしました。また、ミーティングでも一人ひとりが思っていることを話し、「自分はこういう仕事をしていく」というのを再確認しました。 今週は対策練習プラス個人個人の役割をクリアにしていくということ、あとはもう思い切りやろうと話して試合に入りました。それが今日はうまくはまって良かったなと思いました。

荒木: 今、渡邊選手が言ったとおり、チームが良くない状態の中でそれぞれが考えて、自分の思いとか、いろいろなものをチームの中で共有して進んでいる最中です。今日みたいな勝ちがあって、また進んでいけると思うので、歩みを止めずにまたチームとして強くなれるようにやっていきたいと思います。

――荒木選手に。先週、通算出場セット記録を更新されましたが、長年現役選手を続けてきて感じたことがあれば教えてください。

荒木:記録を更新することに自分自身こだわりはあまりないのですが、周りの人や環境に恵まれてここまでやってこれたことを改めて感じ、感謝する機会になりました。チームメイトやサポートしてくれる家族、会社、応援してくださる人たちに感謝の気持ちを改めて伝える機会をいただき、良かったと思っています。

――荒木選手に。ここまでチーム的には苦しい戦いが続きましたが、ご自身の個人成績は今季もブロックとサーブ部門で1位になるなど好調です。そのコンディションを維持するために心がけていることはありますか?

荒木:自分としては特に何をするとかいうことはなく、日々の練習を全力でやることは当たり前だと思うので、そこは継続しています。 年齢を重ねる中で自分の体のことをよくわかってコントロールできている部分もあるので、しっかり体と向き合いながら、これからも続けてやっていきたいと思います。

――荒木選手に。ブロックが今日だけでも5得点ありますが、どんなところがよかったと思いますか? また、先ほど古賀選手に決められすぎたとコメントされていましたが、今シーズンの古賀選手を見て、変化や進化など以前と違いを感じる部分はありますか?

荒木:ブロックは自分の一番大事な仕事だと思っているので常に集中し、こだわってやっている部分です。今日は5本出ていますが、ブロックアウトされたり、間を閉め切れなかったブロックの方が多いので、 自分の中では課題や修正しなければならないことが残る出来だったと思っています。
サリナ(古賀)については、リーグで対戦する感覚だけで言うと、すごく打点が高く、ブロックを見て打ち分け、決定打を出してきている印象があります。 攻撃面でいいプレーをされてしまったので、いかにそうさせないかということが自分たちのやるべきことだと思っています。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック