2020-11-18 19:32 追加
日立・野中瑠衣「ポジションにこだわらず、守備やサーブも頑張りたい」、埼玉上尾・内瀬戸真実「セッターが託してくれるのに応えようという思いでスパイクを打っている」 V1女子会見
SV女子
●内瀬戸真実選手
今日は途中で相手にリードされることもありましたが、全員が勝ちにいこうという姿勢で臨んだので、ストレートで勝つことができて良かったと思います。
――勝因は?
内瀬戸:自分たちのサーブが走ってて、相手がいろんなコンビをしてくるチームだったので、 サーブで攻めることで相手の攻撃を防ぐことができたと思います。
――セッターの山崎(のの花)選手がまだあまりキャリアのない選手ですが、だからこそアタッカーとして心がけていることはありますか?
内瀬戸:キャリアについてはあまり考えていません。年下のセッターということもあってほしいトスは要求していますが、とりあえず「思い切り上げて」と伝えて、あまり迷わないようにさせてあげたいと思っています。
――海外も含め、いろいろなチームに所属する中で、現在のマルキーニョス監督の指導を受けて、新たに学んだことなどはありますか?
内瀬戸: とても感情を表に出すタイプの監督で、最初は萎縮した部分もあったのですが、おっしゃっていることは的確で、ちょっとしたミスでも練習中から指摘してくださって、 今まで考えなかったことも考えさせられるような指導をしていただいています。
負けている時やミスが増えてきた時に感情的になってワーッと怒ったりするのは日本人監督にはあまりない部分なので、萎縮することもあったのですが、私はイタリアでそういう監督も経験しているので、その時の経験が役に立ちました。
――先ほど監督がゲームプラン通りにできたとおっしゃっていましたが、内瀬戸選手はゲームプランをどのように意識していましたか? また個人として、今季はどのようなところを課題として試合に臨んでいるかを教えてください。
内瀬戸: 今日は相手のミドルブロッカーが身長もあってブロック力もあったので、 逆にそれを利用してブロックアウトなどを意識して臨みました。それから、最初に話したようにサーブで相手の動きを制限できたことが勝利につながったと思います。
個人としては、今まではディフェンス面で安定しなければと思っていたのですが、今シーズンは打数も増えているので、チームが点を欲しい時にしっかり1点をとれるように、頑張っていきたいと思います。
――今のお話にもあったように、今季は打数が増えて、攻撃面での活躍が目立ち、総得点でも上位にいますが、これまでの守備での貢献が大きい印象の選手から攻撃でも活躍する選手に変化したのは何かきっかけがあったのでしょうか? 埼玉上尾に移籍したこともきっかけになっていますか?
内瀬戸: きっかけはあまりないのですが、コロナの影響で外国人選手も遅れて合流したので、リーグが始まる前の練習の段階から打数が増えてきました。今のチームでは自分から言ったわけではないけれど、セッターがすごく私に託してくれるので、その気持ちに応えようという思いでスパイクを打っています。
撮影:堀江丈
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