2020-11-18 19:32 追加
日立・野中瑠衣「ポジションにこだわらず、守備やサーブも頑張りたい」、埼玉上尾・内瀬戸真実「セッターが託してくれるのに応えようという思いでスパイクを打っている」 V1女子会見
V1女子 埼玉上尾対日立 会見コメント
SV女子
11月14日に大田区総合体育館(東京都)で行われた V1女子埼玉上尾対日立の記者会見コメントお届けする。
埼玉上尾 3(25-19、25-19、25-22)0 日立
■日立リヴァーレ
●野中瑠衣選手
4連敗してからの今日の試合だったので、チームの雰囲気は練習の時からしっかり上げていって、よかったと思うのですが、ゲームになった時に自分たちのやりたいことができず、どうしても不利な展開になるとチームが慌ててしまうというところがありました。そういうところを修正してまた明日やっていきたいと思います。また、自分の役割はどこのポジションであっても、どのプレーであってもやっていかなければならないことだと思っています。誰かが崩れた時だったり、さらに勢いづけたい時に入ることが多いので、しっかり切り替えて、もう一度明日に向けて準備していきたいと思います。
――今日の試合のご自身の評価と、現時点でのご自身のセールスポイントと課題を教えてください。
野中:今日の自分のプレーを振り返ると、試合の流れが悪い中で入って、セットは取れなかったですし、反省ばかりが残ります。 「もっとこうすればよかった」という悔いが残る場面がたくさんあったので、今日の反省点をマイナスに捉えるだけではなく、しっかり明日以降、修正していけるようにやっていきたいと思います。
自分のプレーのいいところは、先ほども言ったようにどこのポジションにも入れるところです。私は比較的身長があるので、スパイクの方がインパクトが強いのかもしれませんが、サーブレシーブ、ディグなどのディフェンス面やサーブも頑張っていきたいと思っています。課題はひとつに絞るならブロックです。ブロックのつき方や手の出し方など高校の時とは違い、ひとつひとつが大事になってきて、ちょっとタイミングが違うだけでもブロックアウトで決められたりすることがあり、今日もそういうことがあったので、ブロックをもっと強化しないとコートには入れないなと思います。
●多治見麻子監督
今シーズンのリーグが始まってからずっとなのですが、課題が相手どうこうではなく自分たちの失点で点数を取れないことです。今日も大事なところで失点してしまいましたが、そこが変わらない限りは試合に勝てないと思いますので、そういうところを修正していかないと。毎回毎回、試合に負けてこういう話をして、本当に変わっていない。 変えていかないと前に進めないので、また明日切り替えてやっていきたいと思います。
――今シーズン、黒鷲旗やサマーリーグが中止になり、試合経験が少ない状況でコートに立っているのが若い選手で、 なかなか結果が伴わない中、 選手たちにどのように自信をつけさせていきたいと思いますか?
多治見:日立の良さはハイセットでしっかり叩ける思い切りの良さだと思います。サイドでもかわすことなくしっかり打ち込む。それプラス技術、ティップとかブロックアウトなどもやっていきたいので、時間があった分、そういう練習にも取り組んできました。でも、やはりゲームの経験値が足りないので、リーグを通して覚えていくしかないのかなと感じています。
今日の試合も野中と雑賀(恵斗)、新人2人が同時にコートに立ち、よく頑張っているなと思いますけど、うちのチーム事情としては新人だからといって「一生懸命やればいいよ」とかではなく、戦力の一人と考えています。入澤(まい)と上坂(瑠子)も3年目ということで、 核となる選手が出てきていないというのも難しいところですが、勝つことで自信になると思うので、何とか勝てるように。怪我人も出ていますが、私たちスタッフが今のメンバーで勝てるようにチームを育てていけたらと思っています。
――今日の試合の野中選手の評価を教えてください。
多治見:今日は2セット目はレフト、3セット目はライトで出場し、どちらのポジションもできるし、サーブもサーブレシーブもいいので、何でもできる選手だと思っています。 あとは経験だと思うので。彼女の場合、練習よりも試合の方がいい時が多く、練習だと「大丈夫かな?」と思うこともありますが、試合になると今シーズン出た試合は頑張っていると思うので、これからが楽しみな選手です。
――引き続き野中選手について。以前の試合でもディフェンス面で高評価をされていましたが、 今日はフロントで起用しようと思った理由と攻撃面での評価を教えてください。
多治見:ディフェンスはいいものを持っていますが、攻撃面はまだ1年目なので、相手のブロックをどうかわすかということを含め、勉強中です。 前衛に入るとブロックにつかなければならないので、位置取りや手の出し方なども経験を積む必要がありますが、彼女は毎回、試合に出るたびによくなってきているかなと思います。
――オクム大庭(冬美ハウィ)選手の怪我の状態を教えてください。
多治見:オクムは岡山戦(11月1日)で脚を傷めてしまったので、復帰まではまだしばらく時間がかかりそうです。なので、その状況の中でサイド陣をうまく使いこなさなければならないなというふうに思っています。
同じカテゴリの最近の記事
- ブレス浜松・荒谷栞「まずはバレーを楽しみたい。チームの好調に乗って自分の調子も上げて行く」、濱田義弘監督「現状維持は停滞と一緒、進化を続けたい」 V女子 [V女子] / 2024.12.02
- 姫路・宮部藍梨「自分のプレー、やってきたことに対して、自信を持ってコートに立てていることが一番大きい」 SV女子 [SV女子] / 2024.11.29
- STINGS愛知・宮浦健人「藤原は奮闘していたが僕、デファルコは戦えていないと思った」 SV男子 [SV男子] / 2024.11.29
- サントリー・髙橋藍「コンディションは非常に上がってきており、チームとのフィット感もいいものが作れている」 SV男子 [SV男子] / 2024.11.28
- 東京サンビームズ・森田英莉主将「個性豊かに、だけど勝負にもこだわりたい」、大門莉珠「厳しい場面でチームを助けたり、流れを変えたい」 Ⅴ女子 [V女子] / 2024.11.23
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.