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2026-08-09 22:01 追加

清水 邦広選手 引退記念 GORI LAST MATCH 荻野正二、米山裕太、栗原恵、佐藤美弥、越川優ら超豪華ゲスト陣で盛況に行われる「120点のバレー人生」

ゴリラストマッチ

SV男子 / 全日本代表 男子

令和8年8月8日、2025-26シーズンを最後に現役引退したバレーボール元日本代表で北京五輪・東京五輪出場の清水邦広さんの引退試合イベント、「GORI LAST MATCH Supported by 京阪」が大阪府枚方市のパナソニックアリーナで行われた。ゲストには北京五輪代表主将の荻野正二さんをはじめ、同じく北京五輪代表越川優さん、石島雄介選手、「メグカナ」の栗原恵さん、東京五輪で清水さんにトスを上げた夭逝した藤井直伸さんの妻、佐藤美弥さん、米山裕太さん、富松崇彰さん、現役代表の西田有志、山本智大、深津英臣、大塚達宣ら超豪華ゲスト陣が駆けつけ、清水さんのラストゲームを彩った。

男子バレーボール界を長年にわたり牽引し、今シーズン限りでコートを去った元日本代表キャプテンの清水邦広さん(39)。8日、大阪府内で自身の引退記念セレモニー「GORI LAST MATCH」が開催され、集まった3000人以上のファンに現役最後の勇姿を届けた。

<参加メンバー>
【ゴリフレンズ】
■OB
荻野正二(元日本代表)、山村宏太(サントリーサンバーズ大阪)、石島雄介(元日本代表)、越川優(元日本代表)、富松 崇彰(東レアローズ静岡)、米山裕太(東レアローズ静岡)、栗原恵(元日本代表)、佐藤美弥(元日本代表)、長岡望悠(元日本代表)
■現役選手
松本慶彦(信州松本トライデンツ)、深津旭弘(東京グレートベアーズ)、古賀太一郎(東京グレートベアーズ)、柳田将洋(東京グレートベアーズ)

【パナソニック パンサーズOB】
■OB
白澤健児、永野健、山添信也、小宮雄一郎、今村貴彦、兒玉康成、久原翼
■現役選手
新貴裕(東レアローズ静岡)、大竹壱青(東京グレートベアーズ)

■特別参加 本年度全日本代表
深津英臣(ウルフドッグス名古屋)
大塚達宣(パワーバレー・ミラノ)

豪華メンバーが再集結したエキシビションマッチ
イベントの目玉となったエキシビションマッチには、バレー界のレジェンドたちが一堂に会した。2008年北京五輪を共に戦った荻野正二さん(56)、越川優さん(42)、石島雄介さん(42)、山村宏太さん(45)といった往年の名選手に加え、柳田将洋(34)や深津旭弘(39)ら現役のトッププレイヤーも参戦。

米山裕太さん、柳田将洋さんに「狙ってください」と指をさされる荻野正二さん

同じ福井県出身の北京五輪主将荻野正二さんと、少し世代が下がるが荻野さんと同じく守備の要だった米山裕太さん。柳田将洋さんとともにコートに入り、相手のパンサーズOBチーム全員からサーブで狙われる56歳として笑いも誘った。

“ゴリ”の愛称で親しまれた清水さんは、代名詞である左腕からの豪快なスパイクを披露し、場内を大いに沸かせた。プレー後には「久々に跳んで打ったから疲れた。現役選手は本当にすごい」と笑いを誘う一幕もあり、温かい雰囲気に包まれた。

東京五輪で2枚替えでコンビをくみ、清水さんにトスを上げた故藤井直伸さんの妻、佐藤美弥さんも藤井さんの東レアローズ時代の背番号21をつけたユニフォームで参戦。清水さんにトスを上げ、清水さんが決めた。

 

藤井さんの背番号、21をつけて登場した佐藤美弥さん(右)

このとき佐藤さんの上げたトスを清水さんが決めた

深津英臣選手からの最後のトス

そして最後は今はウルフドッグス名古屋でプレーするが、長年清水さんとコンビを組んできた現代表の深津英臣さんが清水さんにトスを上げ、3度目に決めきって会場内から大きな拍手が沸き起こった。深津さんは内定時代から清水さんにトスを供給し、何度も日本一のタイトルを勝ち取ってきた。再起不能かと思われた大怪我も深津さんのトスからだった。深津さんは当時「僕のトスのせいであんなことになって…。今でもあの時の映像は見れないし、今後も見ることはできないと思います」と肩を震わせて語っていた。それを乗り越えてリーグ連覇。彼らの絆は最後の最後まで強かった。本来ならプレーはしてはいけなかった深津選手。どうしても我慢できず自らコートに立ち、最後のトスを清水さんに上げた。

度重なるケガを乗り越えた不屈の30年

サウスポーのオポジットとして北京、東京と2度の五輪に出場し、VリーグでもMVP2回、ベスト6を6回受賞するなど輝かしい実績を残した清水さん。その裏側は、度重なる足の重傷と手術を乗り越え続ける不屈の歩みでもあった。

セレモニーの挨拶で「ここまで来られたのは、チームやファン、そして家族のおかげ」と感極まりながら感謝を述べた清水さん。「バレー選手としての自分に点数をつけるなら?」という問いには、「個人としては40点。でも周囲の支えを含めれば100点、いや120点の競技人生でした」と満面の笑みで振り返った。

指導者として描く新たな夢

今後は古巣である大阪ブルテオンのコーチに就任し、指導者としての道を歩み始める。

次世代の育成: 自分のような左利きの強力なオポジットを育てること

目標像: 現代表の西田有志選手や宮浦健人選手にも引けを取らない日本代表選手を輩出すること

30年間の現役生活に幕を下ろした不屈のサウスポーは、日本バレーの未来を担う後進の育成という新たな夢に向かって走り出した。

写真:縞茉未

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