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2026-09-21 18:54 追加

皇后杯関東ブロックで見た新Vリーグ勢、そして東京スリジエの現在

皇后杯関東ブロックで見た新Vリーグ勢

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令和8年度皇后杯JVA全日本バレーボール選手権大会・関東ブロックラウンドが9月19日、茨城県日立市の日立市池の川さくらアリーナで開催された。
結果は大学3校がファイナルラウンド進出となったが、今季11月よりスタートするJVA管轄のVリーグチームや実業団の東京スリジエも健闘した。
以下、各チームの今を追う。

■CHIBA BELLS(千葉ベルズ)

活動を休止した千葉エンゼルクロスの選手が参加する千葉ベルズ。
元NEC川崎レッドロケッツ主将の山内美咲も名を連ねるが、今回はその姿を見ることはできなかった。
皇后杯関東ブロックでは、山梨学院大学に惜敗(26-24、25-23)。1回戦突破はならなかったが、新リーグ開幕に向け期待の持てる内容であった。
エンゼルクロス時代から攻撃のキーになっていたミドルブロッカーの南緋加里も溌剌とプレーする姿を見せた。

■山梨中央銀行Blue Airlina YAMANASHI

山梨中央銀行は実業団バレーボールの盟主的存在。旧Vリーグ(旧V1、V2。現SV)には参加せず、通称地域リーグと呼ばれるカテゴリーで王者として君臨してきた。サッカーで言うところのJFLの強豪だ。
監督は元日本代表のセッター辻知恵。
今大会でも大成女子高校、桜美林大学を破り、Cグループの代表決定戦に進出。ファイナルラウンド出場はならなかったが、東海大学とフルセットの熱戦を演じた。
この戦績が示すように、常に安定して高い力を発揮するチームだ。
現セッターは元岐阜リオレーナの唐川愛璃が務める。

■GOLDSTARS八王子

7月の東京サマーリーグからチームは一変。倉敷アブレイズ、ヴィアティン三重からの移籍選手も加え、チームをブラッシュアップ中だ。
長くヴィアティンでトスを上げてきた長田詩夏、倉敷でオポジット兼セッターとして注目された楠岡真緒も加入。世界的名将の吉田敏明が指揮を執る。
今大会では1回戦で桜美林クラブを破った。
おそらくまだ新メンバーでの練習時間は少ないと思われるが、続く準決勝では効果的なサーブを放ち、筑波大学からセットを奪うなどすでに成果を出しつつある。
本拠地は東京八王子。イリュージョニストのプリンセス天功氏がチームアンバサダーを務める。Instagramのチームコメントもユニークだ。

■東京サンビームズ

新チームのお披露目でもあった東京サマーリーグから大きなメンバー変更はないが、新監督の伊藤(旧姓田村)真由美が公式戦初采配を振るった。
伊藤真由美新監督は八王子実践高校から東京学芸大学に進み高校大学で日本一を経験。前監督の笛木彰氏とは三菱UFJ銀行での師弟関係にあたる。
長く同チームの監督を務めてきた笛木氏が「後任はぜひ彼女に」と信頼して道を譲った形だ。
1回戦では名門、細田学園高校を破り、東京女子体育大学との準決勝も粘り強く戦った。
昨季に続きアンナ・クレクも在籍。今季も重要な戦力として活躍することだろう。
今夏、着実に実践を積んでいる東京サンビームズは新Vリーグ成功のカギを握る存在になるはずだ。
主将の久保木若菜は昨季のリーグベスト6に選出されている。

■東京スリジエ

新Vリーグには参戦しないが、東京スリジエも志の近いチームだ。
スリジエが掲げるのはフルタイムで働きながら高いレベルでバレーを続ける「デュアルキャリア」。
海外挑戦や移籍先を探しているVリーガーが身を寄せることもある。
男子チームから後発となったが、当時人気選手であった賀谷明日光を主将として招聘しチームの知名度向上に貢献した。
現監督は男子チームのプレーヤーでもある奥田晃。50歳を超えてなお現役の鉄人である。
皇后杯関東ブロックでは順天堂大学に0-2(24-26、23-25)と僅差で敗れたものの、選手たちのさわやかな笑顔と艶やかなさくらのユニフォームが印象に残った。

撮影 堀江丈

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