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インタビュー

2013-08-29 01:50 追加

おめでとう!銀メダル~デフリンピックを終えて~

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山崎望選手

「ウクライナから2セットを奪えたことは収穫!」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA―山崎選手にとって2回目の銀メダルということになりますが、この大会を振り返って思うことは? やはり、金メダルがとれなかったことは悔しかったですか?

金メダルとることが目標だったんですけど、予選で世界一のウクライナに2セットとれたことが一番嬉しかったです。ウクライナチームは2セットとられたのは日本が初めてだったそうです。だから、私の気持ちは大満足です。

―ベテランの山崎選手から見た、今回の日本チームはどうでしたか? 過去に出場された2大会と比べて、チームのまとまりや技術力などは向上していましたか?

台北大会より今回の方が高さのある選手が多かったですね。世界は高さのある人ばかりでしたが、今回は平均身長が高くなったためか、ブロックワンタッチをよくとったと思います。つなぎ、ラリーも多かったです。練習内容は監督の考え方によって違ってくるので、今回はある意味、合宿の内容がよかったと思います。初めてのデフリンピック参加選手が半分いたにもかかわらず、チームのまとまりもよかったですね。

―今後、日本がウクライナに勝つためには、何を強化すればよいと思いますか?

重要なことは、サーブ強化、メンタル面強化の二つですね。また、速攻でコンビを活かし、幅広い攻撃を増やして使うことも大切だと思います。

ー今回のデフリンピックでいちばん思い出深かったのはどんなことですか? 海外の選手や他の競技の選手などとの交流はありましたか?

決勝戦が終わった後、4年前の台北デフリンピックで一目惚れだった彼(ドイツ人)が声をかけてくれて、4年ぶりの再会ができ、嬉しかったです。いい思い出ができましたね。

―ご自身の今後について、発表できることがあれば教えてください。一度は代表を退かれたこともあると聞いていますが、今後は代表としての活動は続ける予定でしょうか? 今後の目標などがあれば教えてください。

デフリンピックが終わって1週間経たないうちに、地元のバレーで全国クラブカップに出場しました。しかし、決勝トーナメントで大怪我を負ってしまい、手術しました。今後、バレーができる可能性は低く、まだどうなるかわからない状態なので、とにかく、今は歩けるようにリハビリを優先します。今後はバレー選手を離れて、子どもたちにバレーを教えたり、好きなこと、やりたいことをやろうと思っています。

山崎のスパイク国旗

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