2020-11-24 09:00 追加
姫路・松本愛希穂「相手が対応してきているところに対応する力を身につけていきたい」、櫻井美樹「セッターとしては相手より手詰まりになってしまったのでトス配分を考えたい」V1女子記者会見
11/21 姫路vs東レ 姫路会見
SV女子
2020年11月21日にヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市立中央体育館)(兵庫県)で行われた2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN、ヴィクトリーナ姫路の記者会見コメントをお届けする。
姫路 0(16-25、14-25、15-25)3 東レ
●中谷宏大監督
ここまで全勝で来ている東レさんなので、うちの良さを出しつつ相手の良さを少しでも消して接戦に持ち込めればという頭づもりでいたのですが、正直言ってすべての点で完敗でした。
――劣勢の場面で選手を交代する采配をしていたが、その意図は?
中谷:今季はこれまで数字が落ちてきた選手が(途中から)上がってくることがなかったので、今日も数字の落ち込みが顕著にあるところは早く替えて、替わった選手が結果を出してくれればというところでした。後は目先を変える意味もありました。
――(今日出場が少なかった)宮地(佳乃)選手と、(マルティニューク)アリョーナ選手の評価と明日以降の出場について。
中谷:今シーズン田中(咲希)が非常に結果を残しており、ストロングポイントになっているので、今日のようにマッチアップ上、田中が苦しい状況になった局面で宮地とかアリョーナには高さの部分、特にブロックの部分で期待をしています。
宮地に関しては高卒1年目で入って開幕スタメン(オポジット)で出ましたが、練習でもアウトサイドをやらせていますし、オポジット一辺倒ではなくて、とにかく自分が体感をして、そこから課題を見出して成長をしていってほしいです。もちろん戦力として考えていますが、それ以上に彼女がプレーヤーとして成長していくのが一番かなと思います。
アリョーナに関しては、オポジットの得点源として獲得しています。うちには一人で得点をして(試合展開を)打開できる選手がいないので、そういう点ではもっとやってほしいと思っています。
――接戦に持ち込みたいという狙いを話されていましたが、そのために本来やりたかったことは?
中谷:(クラン)ヤナ選手に関しては、普通に打たれたら厳しいというのが率直なところでした。できるだけ苦しい状態で打たせたいところがあったので、まずは黒後(愛)選手や石川(真佑)選手にプレッシャーをかけて…。2人ともサーブレシーブが崩れた時にアタック決定率も悪くなるという状況が多かったので、そうしたかったのですが、1セット目はほぼAパスを返されて思ったよりヤナ選手にトスが上がり、ウチが一番やられたくないパターンでやられてしまいました。
――3セット目の前半のように、サーブである程度崩せるとラリーに持ち込めるという手ごたえはあったのか?
中谷:接戦に持ち込めるとしたら、ディフェンスで粘って、サイドの選手がブロックアウトを取ったり、トランジションでミドルを使える状況で決めていくなどの展開でした。アタックでズドンと決めるとか、ブロックでドシャットというようなことは難しいので。
3セット目の前半はようやく見えてきたというか…。あれが現状の形で、逆に言うとそれしかできないのはあるかなと思います。
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