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会見・コメント

2020-11-24 09:00 追加

姫路・松本愛希穂「相手が対応してきているところに対応する力を身につけていきたい」、櫻井美樹「セッターとしては相手より手詰まりになってしまったのでトス配分を考えたい」V1女子記者会見

V1リーグ 女子

●貞包里穂選手

今日の試合は東レさんの巧さだったり勢いに押された部分、自分の実力不足を感じました。私達の形を作るというのが3セットを通してなかなかできませんでした。自分たちの形を作るというのはこれまでの試合もずっと課題として出ていて、その課題を早くみんなで克服し、自分たちの形、流れにするために、中でコミュニケーションを取ったり、連携を持った練習をしたいです。今日の試合の課題を明日の試合に繋げて、勝利に繋げるように頑張っていきたいと思います。

●松本愛希穂選手

今日の試合は、東レさんへの対策はもちろんしてきましたが、それ以前に自分たちがやらなければいけないことが細かいところまでいきわたっていなかったことが敗因だと思うので、明日は積極的なプレーでもっと自分たちの形を作って雰囲気良く迎えられればと思います。

●櫻井美樹選手

今日の試合の反省は相手に押される場面が多かったことです。押されているときに自分の返しができずに、そのまま負けてしまったのが敗因なので、明日の試合に向けて気持ちを切り替えたいと思います。

――櫻井選手に。序盤にミドルが使えなかったり、その逆になったりしているように見えましたが、試合の中で迷いはあったのか?

櫻井:今までの負けるパターンというのが、トスが偏るというのが課題ではあったので、今日の試合もレフトにトスが偏ってしまったのが反省点です。その反省をしっかり生かして、バックアタックをもう少し使ってやっていきたいと思います。

――松本選手に。「細かいところまでいきわたっていなかった」ということをもう少し具体的に。

松本:1本目のパスであったり、セッティングだったり、もっと攻めに繋げるための「繋ぎ」などができていなかったです。例えば二段トスが割れてしまって、綺麗に打てずに相手のチャンスになってしまう場面が多かったので、もう少しそういうところを詰めていかなければならないのかなと思いました。

――貞包選手に。途中からベンチに下がってしまった中でベンチでどのように試合を見ていたのか?

貞包:自分が出ていたときもそうですが、相手に押されていた分、消極的になった部分も多かったと思います。自分たちはディグでも攻撃でもみんなで攻めるということがいい結果、自分たちの形に繋がると思いますので、攻める姿勢を出していかなければならないとプレーしていてもベンチにいても思いました。

――3選手に。ベスト4以上を目指す中で、強いチームと戦っても勝たないと上に行くということに繋がらないと思いますが、トップのチームとの差、こういうところを磨いていけば通用すると感じた部分は?

貞包:東レさんは試合を通して、サーブをずっと攻めてきたと思います。自分たちはサーブを強化しているのですが、場面場面でAパスをされるような弱いサーブがあったので、もっと攻めていかなければならないと感じています。また、パスが崩れて、(2回目のパスが)コート外になっても、東レさんはしっかり打ち込む場面が多かったので、そういう部分を学んで自分たちのものにすれば得点につながるはず。セッティングの細かい部分を突き詰めていければ良いなと思います。

松本:サーブもですが、相手に1本で決められることが多かったです。ずっとブロックとレシーブの関係も(練習で)やってきたのですが、それでもコースに打たれたりしてディフェンスができていないことが多かったので、今まで自分たちがやってきた練習よりもさらに厳しいことをしなければいけないなと思いました。

櫻井:貞包選手も言ったのですが、サーブで崩されてこちらが消極的になってしまった部分がありました。サーブは自分たちも練習をしてきているので、試合で発揮できるような心強さを持って攻めていくのと、セッターとしては相手より手詰まりになってしまった部分があったので、トス配分をしっかり考えて姫路のスパイカーを生かしていきたいと思います。

――松本選手に。東レはブロックもディフェンスもいいチームで、今日は2枚ブロックがついてくるケースが多かったと思います。ブロックアウトなどで難しい場面で得点を取ることが多かったが、特にハイセットなどで意識したところは?

松本:今日の試合だけではなく、今まで試合をしてきたすべてを通して、身長差がある分、通過点を高くしてスパイクを打つことを心掛けています。開幕の日立戦で外国人選手など高さのある選手2枚と自分がマッチアップをしたことでそれに気づいて、自分の中で調整をしていたのが今、少しずつ繋がっているのかなと思います。

――手ごたえは感じているか?

松本:相手もデータを持っていて、バックミドルが(ブロックワンタッチを飛ばされるのを警戒して)エンド(ライン)より後ろに下がったりすることがあるので、相手が対応してきているところに対応する力をこれからさらに身につけていきたいと思います。

写真:黒羽白

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